今話題の「Salesforce」と「Slack」の連携を徹底解説します
IT・技術関連
更新日:2024.09.05


「Slack」とは?
Slackは、IT企業を中心に利用されているビジネスコミュニケーションツールです。
エンジニアの皆さんにとっては、日ごろから利用することも多いアプリケーションですが、実はSalesforceエンジニアにとっては欠かすことのできない重要なツールとなっています。
一度Slackの概要についてしっかりと理解しておきましょう。
Slack社の概要
Slack社は、写真共有サービスFlickrなどを生んだスチュワート・バターフィールド氏が立ち上げた会社です。 同氏が経営していたのはゲーム会社であり、そこから偶然SlackとFlickrが生まれたという驚きの経緯もあります。ビジネスチャットアプリ「Slack」
そんなSlack社が運営するビジネスコミュニケーションアプリ「Slack」は、1,200万以上のDAU(デイリーアクティブユーザー)を誇るツールです。 ビジネス界において、メールに代わる全く新しいコミュニケーション手段として注目されています。SalesforceによるSlackの買収

世界を震撼させた、SalesforceのSlack買収
その買収額は、約277億ドル(日本円で約2.8兆円)です。 世界を震撼させるビジネスニュースとなりました。SalesforceによるSlack買収、その狙いとは?
Salesforceがこのような巨額での買収を行った狙いは、Salesforce製品の価値を向上させる上で、Slackが理想のパートナーであると考えているからです。 その背景と目的を、もう少し解像度をあげて理解しましょう。SalesforceがSlackを買収した背景
SalesforceによるSlack買収の背景には、「Salesforce Customer 360」という構想があります。 「ビジネスをあらゆる方向から、全方位的に支援するビジネスプラットフォームを目指す」というビジョンが『Salesforce Customer 360』です。 営業支援のSalesCloud、マーケティング支援のMarketingCloud、コミュニティ形成支援のCommunityCloud…といったように、ビジネスで用いるツールを全てSalesforceのプラットフォーム上で完結させようという計画です。SalesforceがSlackを買収した目的
つまり、SalesforceがSlackを買収した目的は、Salesforce Customer 360の中の社内コミュニケーションの要素を、Slackで果たそうとしているということです。 今回の買収によって、Salesforce製品のコミュニケーション部門を大幅に強化し、Salesforce社の競合であるMicrosoft社のTeamsに対抗していく狙いがあるといわれています。「Salesforce × Slack連携」の必要性

「Salesforce × Slack連携」によってできること

Slack上で、Salesforceのレコードを検索・共有する
Slackのチャット画面から、Salesforceの標準オブジェクトのデータを検索し、共有することができるという機能です。 ・アカウント ・ケース ・Contact ・責任者 ・商談 ・タスク 以上6種類の標準オブジェクトの値をSalesforceから呼び出すことができます。Slack上で、Salesforceのレコード更新を通知する
Salesforce上でのレコード更新があった際に、Slackの任意のチャンネル上に通知を飛ばすことができる機能です。 この機能によって、Salesforceレコードが各営業マンに割り振られた際、瞬時にSlackにアラートを飛ばすことができるので、非常に便利な機能です。 Salesforceエンジニアとしてこちらの機能をしっかりと理解し、実装することで会社に大きな生産性向上をもたらすことができます。Slack上のメッセージを、Salesforceレコードに反映する
こちらの機能は上記とは逆に、Slack上でのやり取りを、Salesforceのレコードへと反映することができる機能です。 営業マンが上司やチームに対し、営業結果や訪問結果をSlack上で報告するようなオペレーションになっている場合は、その報告メッセージが自動でSalsforceへと連携されるため、再度同じ内容をSalesforce上で入力する必要がなくなるという非常に便利な機能です。 こちらも忘れずにきちんと把握しておきましょう。「Salesforce × Slack連携」の方法

SalesforceとSlackは必ず連携させよう

この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
-
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
最新の投稿
- 2024-12-27営業インタビュー情報共有の活性化の中心に。SP企画部の新たな取り組み
- 2024-07-01営業インタビュー最短で当日にご提案可能。 OPE営業の対応が早い3つの理由
- 2024-07-01営業インタビュー研修見学ツアーが高評価!「お客様のOPEに対する期待を高め、継続に貢献できればと思います。」
- 2024-07-01営業インタビュー信頼関係を構築し、エンジニアの長期就業へ
ITエンジニアの派遣を利用したい企業様へ

- 求人・転職サイトや自社採用サイトを使っているが、自社に合ったITエンジニアが応募してこない…
- すぐに採用したいが、応募がぜんぜん集まらない
こんな悩みをお持ちの採用・人事担当者の方は、
オープンアップITエンジニアをご検討ください!
オープンアップITエンジニアをご検討ください!
当社のITエンジニア派遣サービスは
- 派遣スピードが速い!(最短即日)
- 4,500名のエンジニアから貴社にマッチした人材を派遣
- 正社員雇用も可能
こんな特長があり、貴社の事業やプロジェクトに合った最適なITエンジニアを派遣可能です。
まずは下記ボタンから無料でご相談ください。