【海外で活躍したいエンジニアに】日本のIT資格が使える国はどこ?


日本のIT資格のいくつかは海外でも通用することをご存知でしょうか?
ここでは海外で使える日本のIT資格と、それが使える国や地域についてご紹介していきます。
IT資格の相互認証
日本とアジア各国はIT技術者を対象とする試験において出題範囲等が同じようなレベルであることを相互に確認し、認証する施策を行っています。
各国でIT人材を育成し、IT人材の国際的な流動性を向上させ、人材の有効活用を図ることがこの施策の狙いです。
IT資格の相互認証によって自国の資格が他国でも認められるようになれば、自分のスキルを他国でも容易に証明することが可能となるので他国でも就業しやすくなります。
また、アジア各国の企業同士がソフトウェア開発等のために業務提携するときも資格を通してスキルの確認ができるため、事前に提携先のスキルを知っておくことで安全な提携先の選定が可能となります。
日本においてIT関連の各種試験を行っている機関である「IPA(Information-technology Promotion Agency, JAPAN)」はこの施策に基づいて、アジア各国とIT資格の相互認証を行ってきました。
現在(2019年5月時点)では8つのIT試験について12ヶ国との相互認証を達成しています。
IT資格が使える国々
ここからは日本のIT資格が通用する国や地域と、その国では日本のどの資格が相互認証を受けているのかを具体的に紹介していきます。
なお、各IT資格の略称は以下のようになっておりますのでご了承ください。
- NW:ネットワークスペシャリスト試験
- DB:データベーススペシャリスト試験
- AP:応用情報技術者試験
- FE:基本情報技術者試験
- SA:システムアーキテクト試験
- SC:情報処理安全確保支援士
- PM:プロジェクトマネージャ試験
- IP:ITパスポート試験
日本のIT試験が使える国と地域、および該当する試験は以下です。
- 中国:NW,DB,AP,FE,SA
- インド:AP,FE,SA
- 韓国:AP,FE
- 台湾:NW,AP,SC
- シンガポール:PM
また、以下の国々ではAP,FE,IPの資格が認められています。
・フィリピン、タイ、ベトナム、ミャンマー、マレーシア、モンゴル、バングラデシュ
最も多くの国と地域で認められている資格はAPです。シンガポール以外の11の国と地域で使うことができます。
FEも多くの国と地域で使うことができ、シンガポールと台湾を除く10ヶ国で相互認証をされています。
日本で資格を取っていれば海外でも通用する
日本の情報処理試験の一部はアジア各国でも評価されます。
海外での活躍を検討している人は、その国で認められているIT資格を取得することを視野に入れておくといいかもしれません。
この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
-
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・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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