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AWS Direct Connectとは?6つのメリットと料金システムについて解説!

IT・技術関連 更新日:2024.09.05
エンジニア採用
AWS Direct Connectとは?6つのメリットと料金システムについて解説!

AWSとは?


AWSというのは、米国のAmazon社が提供している100種類以上あるクラウドコンピューティングサービスの総称をいいます。正確にはAmazon Web Servicesです。

クラウドコンピューティングというのは、インターネットを使って、ストレージ・サーバー・データベース・ソフトウェアなど、コンピューターを用いた様々なサービスを利用することです。

インターネットにアクセス出来る環境があれば、ストレージやサーバー、そしてデータベースなどを好きなだけ利用することが出来ます。

AWS Direct Connectとは?


AWS Direct Connectとは、AWSとユーザーのオンプレミスのサイトを接続する際、インターネットを使う代わりの手段を提供してくれるネットワークサービスです。

AWS Direct Connectを使用することで、これまでインターネット上で転送していたデータを、AWSとデータセンターもしくは企業ネットワーク間でのプライベートネットワーク経由で配信することが出来るようになります。

プライベートネットワーク接続を利用することにより、料金を節約し、帯域幅を増やし、インターネットベースの接続と比べて一貫性のあるネットワークを提供することが可能です。

AWS Direct Connectを利用するメリット6つ


AWS Direct Connectを使用する上で、知っておきたいメリットが6つあります。

削減幅コストの削減が出来る点、ネットワークパフォーマンスが安定する点、全てのAWSサービスと互換性がある点、Amazon VPCに直接接続が出来る点、伸縮自在性に富んでいる点、機能がシンプルである点です。

サービスを使いこなすためには、正しい知識を身につけて理解を深めることが大切です。それでは1つ1つ説明していきます。

メリット1:削減幅コストの削減

メリットの1つ目は、削減幅コストを削減出来る点です。

多くの帯域幅が必要であるワークロードを実行する場合、AWS Direct Connectは、AWS内もしくは外で生じるネットワーク料金を2つの方法によって削減することが出来ます。

1つ目は、AWSへ、もしくはAWSからデータを転送することにより、インターネットサービスプロバイダーとの帯域幅の契約を削減します。

2つ目は、自分専用の接続を通じて転送される全てのデータには、インターネットの転送料金ではなく、割引の適用されたAWS Direct Connectの転送料金が適用されるようになります。

メリット2:安定したネットワークパフォーマンス

メリットの2つ目は、ネットワークパフォーマンスが安定する点です。

インターネットは、データをA点からB点へと届ける方法を常に変更しているため、インターネットにおけるネットワークの待ち時間が常に異なります。

AWS Direct Connectを使用することで、専用の接続を使用するデータと、そのデータをルーティングする方法を選ぶことが出来ます。それにより、インターネットベースの接続における、より安定したネットワーク体験が提供されるのです。

メリット3:全てのAWSサービスとの互換性

メリットの3つ目は、全てのAWSサービスと互換性がある点です。

EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)、VPC (Amazon Virtual Private Cloud)、S3(Amazon Simple Storage Service)、Amazon DynamoDB など、AWS のサービス全てがAWS Direct Connect と共に使用出来ます。

メリット4:AMAZON VPCに直接接続が可能

メリットの4つ目は、Amazon VPCに直接接続が出来る点です。

AWS Direct Connectを使うと、オンプレミスネットワークからAmazon VPCへと接続を直接行うための、プライベート仮想インターフェースが確立出来ます。

ユーザーのネットワークとVPCをプライベートの帯域幅ネットワークによって接続することにより、それが可能となるのです。

仮想インターフェイスを複数使用するため、ネットワーク分離の維持をしながら、複数のVPCへのプライベート接続も確立することが出来ます。

メリット5:伸縮自在性に富んでいる

メリットの5つ目は、伸縮自在性に富んでいる点です。

AWS Direct Connectは、需要に合わせ、接続を簡単に拡張したり収縮したりすることが可能です。AWS Direct Connectの接続には、1Gbpsと10Gbpsの2つがあり、より多くの容量が必要となる場合に、接続を複数プロビジョニングすることも簡単に出来ます。

インターネットでAmazon VPCへとVPN接続の確立をする代わりに、AWS Direct Connectを使うことが可能です。そうすることにより、4Gbps以上のデータ転送をサポート出来ないVPNハードウェアを使う必要が無くなります。

メリット6:シンプルな機能

メリットの6つ目は、機能がシンプルである点です。

AWS Direct Connectへのサインアップは、AWSマネジメントコンソールから簡単に行うことが可能です。このコンソールでは、全ての仮想インターフェースと接続を、1つの画面で効率良く管理することが出来ます。

1つ、もしくは複数の仮想インターフェースを設定した後に、使用しているネットワーク機器に向けてカスタマイズしたルーターテンプレートのダウンロードをすることも可能です。

AWS Direct Connectの料金


AWS Direct Connectの使用料金は、データ転送とポート時間の2つに分けて請求される形となっています。

料金は、それぞれのポートタイプに対し、消費したポート時間ごとに設定されています。ポート時間が1時間未満の場合は、1時間分として請求されます。 ポートを持っているアカウントには、ポート時間の料金が課金されます。

ちなみに、AWS Direct Connectの利用において、セットアップ料金を支払う必要はありません。また、いつでもキャンセルが可能です。

なお、AWS Direct Connectパートナーから提供されるサービスには、適用される他の制限や条件が設定されている場合もあります。

専用接続のポート時間

ポート時間は、AWSのルーターとユーザーのルーターの間で接続された時、またはユーザーがポートの注文をしてから90日後の、どちらか早い方の時点で請求されます。

ポート料金の請求は、AWS Direct Connectポートを引き続き利用するためにプロビジョニングした時に発生します。

ホスト型接続のポート時間

ホスト型接続の承認をした時点で、ポート時間が請求されます。ポート料金の請求は、ホスト型接続を利用するためのプロビジョニングがされている限り、自動で引き続き発生します。

ホスト型接続への課金を停止したい場合は、AWS Direct Connectパートナーと連携し、ホスト型接続のキャンセルを行いましょう。

AWS Direct Connectを活用しよう


この記事では、AWS Direct Connectについて説明してきました。AWS Direct Connectは、AWSとユーザーのオンプレミスのサイトを接続する際、インターネットを使う代わりの手段を提供してくれるネットワークサービスです。

AWS Direct Connectを使用することで、これまでインターネット上で転送していたデータをAWSとデータセンターもしくは企業ネットワーク間でのプライベートネットワーク経由で配信することが出来るようになります。

興味を持たれた方は、是非とも実際に活用してみて下さい。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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