AWSの7つの強み|他のパブリッククラウドとの違いについても解説
IT・技術関連
更新日:2024.09.05


クラウドコンピューティングの3つの種類
クラウドコンピューティングは現在ではますます利用度が増え、誰でも1度は聞いたことのある言葉となりました。しかし現状では会社組織としてのクラウドサービスの使用率は極めて低い水準であり、今後企業の業務のクラウド化が急速に進んでいくことが推測されます。
Google、Amazon、Microsoftなどのテクノロジー業界のリーディングカンパニーの日々の努力により次々に新しいサービスやクラウド製品が誕生しています。
ここではクラウドコンピューティングの3つの種類について解説していきます。
1:PaaS
PaaSはPlatform as a Serviceの頭文字をとった略語で、(パース)と読みます。 アプリケーションソフトが稼働するためのハードウェアやOSなどのプラットフォームをインターネット上で提供するサービスです。 このPaaSはプラットフォーム自体を大きなデータセンターなどに用意し外部に開放することで、その上で企業を含むユーザーがサービスを開発できるようになっています。 PaaSを使用するメリットは、アプリケーション開発者は提供されたプラットフォーム上でシステムの設計に沿って開発できるため、よりスピーディに開発、コストも削減出来る点といえるでしょう。2:IaaS
IaaSとはInstracture as a Serviceの頭文字をとった略語で、(イアース)または(アイアース)と読みます。情報システムの稼働に不可欠なネットワークや仮想サーバ、機材などのインフラをインターネット上で提供するサービスです。 IaaSを使用するメリットはユーザーはサーバを利用する際に必要となるハードウェアのスペックやOSを自由に選択して使用することが可能であり、サーバを購入する必要がないため必要な時にサーバを使用できる点、そして安価である点といえるでしょう。3:SaaS
SaaSとはSoftware as a Serviceの頭文字をとった略語で、(サース)と読みます。これまではPC1台1台にインストールしなければ使用できなかったソフトウェアをインターネット経由で提供し利用できるサービスです。 このSaaSのメリットはインターネット上でデータが保存でき、スマートフォン、PC、タブレットなどの端末を選ばずアクセスが可能です。また複数で同一データを共有しながら編集も可能という点です。クラウドコンピューティングの強みとは?

AWSの7つの強み

1:OS・ミドルウェアの制限が少ない
オンプレミスからクラウドサービスに移行する場合はOSやミドルウェアの種類、バージョンに制限がある場合がほとんどです。AWSは実に豊富なサービスを構築、展開しており数あるOSやミドルウェアの制限が少なくて済むことが強みと言えるでしょう。 もちろんAWSにも仕様があるためそのまま使用できるかの確認は必要となります。2:完全従量型課金である
AWSでは160種類ものクラウドサービスにおいて従量制料金が適用されています。つまりAWSでは必要なサービス、サービスを使用する期間のみ料金が発生する仕組みとなっています。 当たり前にあった長期契約や複雑なライセンスなどは必要ないので、必要なサービスのみを選択し、サービスを使用した分だけ支払いをすればいい仕組みであり、強みと言えます。 出典:AWS料金|AWS 参照:https://aws.amazon.com/jp/pricing/3:システム構築に時間が掛からない
従来のオンプレミスにおいてITリソースを導入することは非常に高額な初期費用と多くの時間と労力を必要としてきました。新しいインフラの構築はとても複雑で多くの時間が必要となっていました。 AWSでは様々なサービスに対応したITインフラを構築しているため、わずか数分で必要なITインフラの調達が可能になり、よりスピーディなシステム構築が可能となります。4:IaaSの種類が豊富
AWSの強みの1つとして、200を超えるサービスを提供していることが挙げられます。その大半の機能が全世界の顧客からのリクエストをもとに備えられているようです。 代表的なものでAWSのIaaSにAmazon EC2gがあります。しかしAWSの中でのサービスの1機能に過ぎず、IaaSの種類も実に豊富です。結果的にサービスの数を多くすることでAWS上で出来ることが幅広くなり、顧客の労力を軽減することにつながっていくでしょう。 出典:すべてのお客様に還元される技術革新|AWS 参照:https://aws.amazon.com/jp/aws-ten-reasons/5:サービスの安全性が高い
AWSは約190か国の国で導入実績があり、顧客は約数百万人にもなります。その理由は強固なセキュリティにあるといえるでしょう。 サーバは安全性が非常に高い世界各国のデータセンターに分散されており、独自のインフラストラクチャを形成し強固な信頼性を勝ち得ているようです。 国内規格であるISO 27001や世界中のセキュリティ規制にも対応しており、最高レベルのセキュリティを必要としている金融機関がAWSを採用している点からもそのセキュリティの高さを知ることができるでしょう。 出典:概要|AWS 参照:https://aws.amazon.com/jp/compliance/iso-27001-faqs/6:コスト削減になる
AWSはオンプレミスのように初期投資がかかりません。使用するサービスを選択し、使用した期間のみの支払いで済むためコストの削減になります。 AWSの強みは様々なサービスを展開しているため、自分に合ったプランを選択できることです。自分の都合に合った最適なコストプランを選択することでさらにコストの削減が実現できるでしょう。7:海外展開における手間が省ける
AWSではリージョンと呼ばれるデータセンターを世界に約25カ所展開しています。そのためアカウントを開設すると世界中のデータセンターにシステムが展開できるようになるでしょう。 従来海外でのシステム展開は現地のデータセンターとのやり取りでかなりの時間と労力を要するものでしたが、AWSであればその無駄な時間と労力もかからず、たった数分で作業が完了するようです。AWS以外の代表的なパブリッククラウド

GCP(Google Cloud Platform)
GCP Google Cloud PlatformはGoogle社によって運営されています。パブリッククラウドサービスとしても認知度は高く、機械学習ツールを利用できる点、AI関連サービスが幅広く用意されている点が長所として挙げられます。 現段階ではまだ市場シェアは大きくないですが、独自の提供するサービスを元としたデータ分析に魅力があります。Microsoft Azure
Microsoft AzureはMicrosoft社によって運営されています。Microsoft OfficeやWindowsなどでも世界的にも有名な会社です。 Microsoft社の製品を使用している企業は非常に多くOffice365アプリと非常に親和性のある同社のクラウドサービスはオフィスワークを重視する場合は非常に有力な選択肢となるでしょう。AWSと他のパブリッククラウドの違い

AWSの強みを知って利用してみよう

この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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