そもそもAWSの企業とは|転職する際にAWSエンジニアが激務と言われる点7つ
IT・技術関連
更新日:2024.09.05


そもそもAWSとは?
AWS(Amazon Web Services)とはAmazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスの総称です。
AWSはAmazonが世界各地に設置したデータセンターから提供している175を超えるさまざまなインフラストラクチャーサービスのことで、世界でもっとも利用されているクラウドプラットフォームです。
日本でも近年AWSを利用する企業が増えてきており、AWSエンジニアの需要も拡大しています。
AWSエンジニアの仕事内容3選

AWSエンジニアの仕事内容1:設計
AWSエンジニアが行う「設計」とは、AWS上で利用するサービスの設計を行う事です。 AWSが提供しているAWS上のストレージや仮想サーバーの運用計画や、アーキテクチャなどの設計を行います。 また、企業がAWSだけでなくオンプレミスの環境も保有している場合、AWSとオンプレミス環境の連携運用についても考慮して運用方法を検討する必要があります。AWSエンジニアの仕事内容2:構築
AWSエンジニアが行う「構築」とは、AWS上にインフラ環境を構築することです。 前述の設計の工程で定めた要件や仕様にもとづき、AWS上にインフラの構築作業を行います。また、インフラが稼働した後は、モニタリングなどの業務もAWSエンジニアが行います。 そのため、実際にはクラウドでのインフラ構築だけでなく、インフラエンジニアが行う業務設計を担うケースが多いです。AWSエンジニアの仕事内容3:運用
AWSエンジニアが行う「運用」とは、AWS上に構築したシステムの保守運用業務です。 AWS上のシステムのメンテナンスや障害発生時の対応など、システムを安定稼働させるためのさまざまな業務もAWSエンジニアが担います。 また、自動化のスクリプトの作成などもAWSの仕事です。さらにAWSエンジニアは日々新しくリリースされるAWSサービスの中から企業に必要なサービスを選択し、業務改善を行います。転職する際にAWSエンジニアが激務と言われる点7つ

AWSエンジニアが激務と言われる点1:分業制
AWSエンジニアは分業制によってAWS周りを専門に担当するため、激務だと言われています。 近年ではIT企業の社内体質も変化しており、専門分野のみを担当する分業化が進んでいます。そのため、以前よりも専門的な知識を持ったプロフェッショナルなエンジニアを求める傾向になってきています。 AWSエンジニアであればAWSを利用したインフラの設計、構築、運用をすべて任されるため、仕事量も多くなる傾向にあります。AWSエンジニアが激務と言われる点2:人手不足
AWSエンジニアは人手不足なため、激務だと言われています。 AWSエンジニアに限らずIT人材は不足の状態にあり、今後も需要に対する供給不足は拡大していくと言われています。また、AWSはこの数年で需要が伸びきたこともあり、AWSエンジニアの数は特に少ないです。 そのため、少ないAWSエンジニアに対して多くの仕事が割り当てられることになり、結果的に激務になりがちです。AWSエンジニアが激務と言われる点3:要求される能力の高さ
AWSエンジニアは高い能力が要求されるため、激務だと言われています。 AWSエンジニアにはAWSを扱うスキルだけでなく、クラウドサービスの基礎的なスキルやインフラエンジニアのスキルなどが要求されます。 また、前述のとおり近年では分業化が進んでいることもあり、より専門特化した高いスキルを持った人材が求められるようになってきていることから激務になる傾向があります。AWSエンジニアが激務と言われる点4:企業の大きさ
AWSエンジニアは企業規模が大きいため、激務だと言われています。 AWSはさまざまな業種や規模の企業が利用していますが、それでも多くのAWSユーザーは任天堂やNTTドコモといった規模の大きな企業になります。そのため、オンプレミスからAWSへ移行する場合でも、非常に難易度の高い作業になります。 また、基本的に大企業となると業務も多く、責任も重大になりがちなので、激務になる傾向があります。AWSエンジニアが激務と言われる点5:他社で使えない知識
AWSエンジニアの持つ知識は他社で使えないものが多いため、激務だと言われています。 AWSが普段の業務で扱うAWSに関する知識は、AWSを導入していない他の企業では基本的に役立つことはありません。しかし実際にAWSエンジニアになれば、社内でしか使えないような知識を身につける必要があります。AWSエンジニアが激務と言われる点6:人脈の少なさ
AWSエンジニアは人脈が少ないため、激務だと言われています。 AWSエンジニアはシステムエンジニアなどの他のエンジニア職のように社外の人と繋がりを持つような業務を担うことがないため、社外の人脈が作りにくいです。 そのため、社外の人脈をきっかけに転職をしたり独立するといったケースも少ないことから、激務でも社内に残ることになってしまいます。AWSエンジニアが激務と言われる点7:キャリアアップへの不安
AWSエンジニアはキャリアアップが不透明なため、激務だと言われています。 エンジニアになった場合、その後のキャリアについても考える方が多いでしょう。たとえばプログラマーならシステムエンジニア、プロジェクトリーダーなどのキャリアアップが考えられますが、AWSエンジニアはその後の具体的なキャリアプランが作りにくいです。AWSエンジニアの転職者が多い5つの理由

AWSエンジニアの転職者が多い理由1:学歴
AWSエンジニアへの転職では学歴不問となるケースが多いことから転職者が多いです。 AWSのスキルがあれば学歴を問わず就ける職業であることも、転職者が多い理由の1つです。AWSエンジニアに限らず、エンジニアの求人は学歴よりもこれまでの経験などを重視する傾向があります。 そのため、AWSエンジニアとして働いている人は高校卒業や専門学校卒業、大学卒業など幅広い学歴になっています。AWSエンジニアの転職者が多い理由2:給料
AWSエンジニアの年収は高い水準であることから転職者が多いです。 AWSエンジニアの平均年収は、プロエンジニアによると正社員で580万円ほどです。また、フリーランスの場合は月平均単価81万円ほどとなっています。 また、AWSエンジニアの給料は日本の労働人口全体での給与水準より高く、インフラエンジニアと比較してもやや高い水準にあることから、転職者も多い傾向にあります。AWSエンジニアの転職者が多い理由3:キャリアアップ
AWSエンジニアはキャリアアップとしての転職者が多いです。 AWSは近年需要が伸びてきており、今後もAWSを利用する企業は増えていくと予測されています。そのため、今後も高い需要があるAWSエンジニアにキャリアアップを目的として転職する人も多いです。 また、インフラエンジニアの場合はクラウドのスキルがあるほうが収入アップに繋がりやすいため、AWSエンジニアへ転職するケースがあります。AWSエンジニアの転職者が多い理由4:労働環境
AWSエンジニアは労働環境が良いことから転職者が多いです。 企業は大企業になるほど福利厚生が整っている傾向にあり、残業代もきちんと支払われるなど、労働環境も良い傾向にあります。 また、前述のとおりAWSを利用している企業は大企業が多い傾向にあることから、AWSエンジニアが働いている企業は労働環境も良い場合が多いと言えるでしょう。AWSエンジニアの転職者が多い理由5:大手
AWSエンジニアは大手企業が募集しているケースが多いことから転職者が多いです。 これも前述の内容と重なりますが、AWSを利用している企業は大手企業が多いです。そのため、AWSエンジニアの求人を出している企業も大手企業が多い傾向にあり、そのぶんAWSエンジニアの転職者も多くなります。AWSエンジニアの転職に必要な資格の勉強法6選

転職に必要な資格の勉強法1:クラス別トレーニング
AWSに関する資格を取得するなら、クラス別トレーニングを受講するのがおすすめです。 クラス別トレーニングとはAWSの公式サイトで提供されているデジタルクラスの1つで、仮想の教室での学習体験を提供するものです。英語のクラスが多いですが、中には日本語のクラスもあるため、資格勉強にも役立ちます。 ただし、インストラクターに指導してもらえるクラス別トレーニングは料金がかかります。転職に必要な資格の勉強法2:デジタルトレーニング
AWSに関する資格を取得するなら、デジタルトレーニングを受講するのがおすすめです。 クラス別トレーニングと同様にAWS公式サイトで受講できるデジタルクラスです。デジタルトレーニングはオンライン上で利用できるため、自分の都合に合わせて好きな時間や場所で学習を進めることができます。 また、クラス別トレーニングと違って無料で利用できる点がメリットとなります。転職に必要な資格の勉強法3:書籍
AWSに関する資格を取得するなら書籍で学習するのがおすすめです。 ソリューションアーキテクトなどであればAWS認定資格の試験対策用の書籍も販売されているため、書籍を使った勉強も可能です。 ただし、AWS認定の内容は毎回アップデートされているため、古い本や過去問題はあまり勉強にならない点には注意です。転職に必要な資格の勉強法4:Webサイト
AWSに関する資格を取得するならWebサイトで学習するのがおすすめです。 学習サイトでAWSを学ぶことも可能です。たとえばオンライン学習サイトとして人気のUdemyであれば、AWS初心者向けの講座やAWS認定資格取得向けの講座などが用意されています。 受講は有料ですが、独学で学ぶよりも勉強しやすいでしょう。転職に必要な資格の勉強法5:勉強会に参加
AWSに関する資格を取得するなら勉強会に参加して学習するのがおすすめです。 AWSにはJAWS-UGなどのAWSユーザーによるコミュニティがあり、定期的な勉強会やセミナーなどが行われています。そのため、実際にAWSを利用している人々の勉強会に参加し、一緒に勉強するのも効果的な方法です。 勉強会なら一緒に学ぶ仲間ができるため、独学で学習するよりもモチベーションを保つことができるでしょう。転職に必要な資格の勉強法6:動画
AWSに関する資格を取得するなら動画で学習するのがおすすめです。 インターネット上にはAWSについて解説した動画が多くアップロードされているため、動画を使って学習することも可能です。 特にこれからAWSについて学ぶ初心者の場合、動画を使ってAWSの全体図を把握するところから学習をはじめるとスムーズに進められるでしょう。AWSエンジニアに転職する際に激務なのか知っておこう

この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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