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AWS CodeCommitの特徴7つ|デメリットもあわせて紹介

IT・技術関連 更新日:2024.09.05
エンジニア採用
AWS CodeCommitの特徴7つ|デメリットもあわせて紹介

代表的なクラウドサービス”AWS”とは AWS(Amazon Web Services)とはAmazonが運営しているクラウドプラットフォームです。スタートアップ企業から大企業まで様々なユーザーが利用しています。 AWSにはストレージやデータベースなどのインフラストラクチャから機械学習、人工知能などの最新のテクノロジーまで幅広いサービスがあります。これにより速く簡単に開発ができます。また、Web上で開発ができるため初期費用が無料で、使った分だけ価格が変動するシステムとなっています。

AWS CodeCommitとは

AWS CodeCommitとは、セキュリティ性が高く、拡張性の高いマネージド型ソースコントロール(コードへの変更を管理する)サービスです。また、プライベートGitリポジトリをホストします。 これによりソース管理システムの管理や、ソフトウェアをダウンロードしたりアップデートしたりする必要がなくなります。また、コードからバイナリまで様々なものを保存でき、容量の制限がなく、安全かつ手軽に利用できるといったメリットがあります。

AWS CodeCommitの特徴7つ

続いてAWS CodeCommitで知っておきたい7つの特徴があります。 他のAWSサービスと統合できること、安全性の高さ、様々なものを保存できること、既存のツールが使用できること、コード作業を協力して行えること、マネージド型のサービス、導入が簡単なことについて説明します。

AWS CodeCommitの特徴1:他のAWSサービスと統合できる

AWS CodeCommitの特徴の1つ目は、他のAWSサービスと統合できるという点です。 AWS Amplify、AWS Cloud9、AWS CloudFormation、AWS CloudTrailなどといった他のAWSサービスでCodeCommitを使用できます。他のAWSサービスと統合できることで効率よく開発するのに役立ちます。 また、他のGitリポジトリからCodeCommitにファイルやフォルダを簡単に移行できます。

AWS CodeCommitの特徴2:安全性が高い

AWS CodeCommitの特徴の2つ目は、安全性が高いという点です。 AWS CodeCommit は、使わない時や転送する時に自動で暗号化されるためセキュリティ性が高く、コードを安全に保存できます。 またCodeCommitはAWS Identity and Access Management (IAM)と統合されているため、アクセスの許可をリポジトリに設定できます。このため、安全に利用できます。

AWS CodeCommitの特徴3:様々なものを保存することができる

AWS CodeCommitの特徴の3つ目は、様々なものを保存できるという点です。 CodeCommitには保存できるリポジトリやファイルについての制限がないため、コードからバイナリまで様々なものをセキュアに保存できます。このため、コードの容量や開発の規模が大きくなっても容量不足の心配なく開発ができます。

AWS CodeCommitの特徴4:既存のツールが使用できる

AWS CodeCommitの特徴の4つ目は、既存のツールが使用できる点です。 CodeCommitは既存のGitやAWS内の様々なツールと連携しているため、既存の使い慣れた開発環境や継続的インテグレーションやデリバリーシステムを継続して使用できます。

AWS CodeCommitの特徴5:コード作業を協力して行える

AWS CodeCommitの特徴の5つ目はコード作業を協力して行える点です。CodeCommitリポジトリはプルリクエストをサポートしています。このためブランチへマージする前にお互いのコードの変更前と後の差分を比較してコメントできます。 またプルリクエストやコメントに対してSMSやEメールを送る通知ができます。これにより開発の進捗状況を共有できるようになります。

AWS CodeCommitの特徴6:マネージド型のサービス

AWS CodeCommitの特徴の6つ目は完全マネージド型のサービスであるという点です。 CodeCommitは可用性が高く耐久力も高いため、ハードウェアのプロビジョニングやスケーリングの必要がなく、サーバーソフトウェアのインストールやアップデート等も不要になります。

AWS CodeCommitの特徴7:導入が簡単

AWS CodeCommitの特徴の7つ目は導入が簡単であるという点です。 CodeCommitのコンソールを利用することでリポジトリの作成から一覧表示まで簡単にできます。また少ない手順でリポジトリについての情報を表示し複製もできます。 これによりローカルリポジトリを作成し、CodeCommitリポジトリにプッシュできます。

AWS CodeCommitでGitリポジトリを利用する時のポイント3つ

続いてAWS CodeCommitを利用してみたいという方に、AWS CodeCommitでGitリポジトリを利用する時のポイントを3つ紹介します。 ここまではAWS CodeCommitの概要や特徴について説明しましたが、AWS CodeCommitを導入するために必要なポイントを解説していきます。

利用する時のポイント1:AWS IAMを準備する

Gitリポジトリを利用する時のポイント1つ目はAWS IAMを準備するという点です。 AWS IAMとはAWS Identity and Access Managementの略でAWSの様々なサービスへのアクセスを安全に管理するためのものです。 AWS IAMを利用してユーザーを認証することでAWSへアクセスする権限を管理できます。なおAWS IAMは追加で料金が発生することなく利用できます。

利用する時のポイント2:接続方法を決める

ポイント2つ目は接続方法を決めるということです。Gitに接続する方法はHTTPS接続を利用する方法とSSHプロトコルを利用する方法の2種類あります。 HTTPS接続は、AWS以外の開発環境で同じ認証情報を利用できるというメリットがあり、SSHプロトコルには、キーを管理しGitの認証情報が使いやすくなるというメリットがあります。

利用する時のポイント3:接続を行う

次は接続を行います。2種類の接続方法について紹介しましたが、ここでは公開鍵を設定してからGitに接続することを説明します。 どちらの設定方法も最初に初期設定し、Gitをインストールします。違うのはHTTPS接続の場合、HTTPS接続用のGit認証情報を設定します。一方SSHプロトコルは、パブリックキーとプライベートキーを設定します。その後リポジトリを複製することで設定できます。

AWS CodeCommitのデメリット

AWS CodeCommitのメリット及び接続方法について紹介しました。ここからはAWS CodeCommitのデメリットについて紹介します。 AWS CodeCommitのデメリットは、UIやマネージメントサービスの面で細かい機能が整っていないということです。AWS Commitのサービスが実装されてからまだ期間も浅いため今後細かいサービスも実装されるでしょう。

AWS CodeCommitについて知ろう

AWS CodeCommitは、容量を気にすることなく様々なものを安全に管理でき、導入方法や使い方も簡単というメリットがあります。またサービスが実装されてから年数も短いため細かい機能が足りないというデメリットもあります。 今回紹介したAWS CodeCommitについて少しでも興味が出た方は利用してみてはいかがでしょうか。]]>

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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