AWS ドメインとは?ドメインの構造やドメインを利用する際の注意点について紹介!
IT・技術関連
更新日:2024.09.05


AWS ドメインについて
本記事ではAWSとドメインについて、特にドメインについて詳しく紹介していきます。
ドメインはWebサイトをインターネット上で公開する際に重要な役割を持っています。例えばWebサイトのURL「http://www.domain△△△.com」のような表記はドメインを利用しています。
普段何気なく目にしているURLやメールアドレスにはドメインが使われています。AWSを利用することで、ドメインの取得や管理が簡単に行えます。
AWSとは
AWS(Amazon Web Services)とは、Amazonが提供するクラウドサービスです。 Webサイトやアプリケーションの運用、データのバックアップなど多様な機能が活用できます。AWSでは幅広いサービスを提供しており、目的に合わせて様々な支援を受けられます。 AWSを利用することで低コストかつ簡単にWebサイトなどを運用できます。ドメインとは
ドメイン(domain)とは、領域・領土などの意味を持つ英単語で、インターネット上でのコンピュータやネットワークを識別するために用いられます。 ドメインはインターネット上の住所にあたります。住所と同じようにドメインは重複しないように管理されています。もしドメインが重複すると、本来アクセスしたかったコンピュータやネットワークの特定ができなくなってしまうからです。 仮に同じ住所の家が複数あったとして、その住所に郵便物を配達することになった場合、どの家に行けばいいのか分からなくなってしまいます。 そのためドメインには重複するものは存在せず、世界にひとつだけのものになります。ドメインの役割

ドメインとIPアドレス
ドメインとIPアドレスはインターネット上の住所にあたります。ドメインが「大阪府○○市○○区○○」のような地名の表記で、IPアドレスは「34.XXXXXXX 135.XXXXXXX」のような緯度経度で座標を表現しているようなイメージです。 AWSでWebサイトを公開するためにはIPアドレスが必要になります。このIPアドレスは「182.XXX.XXX.XXX」のように12桁までの数字の組み合わせで表現されます。 このWebサイトのURLは「http://182.XXX.XXX.XXX」という形になりますが、単なる数字の羅列では覚えにくく、Webサイトの内容も全く想像できません。 そこで「domain△△△.com」の形のドメインを取得しIPアドレスに紐付けることで、このWebサイトのURLは「http://182.XXX.XXX.XXX」ではなく、「http://www.domain△△△.com」のように一般的な形に置き換えられます。ドメインの構造

トップレベルドメイン
一番右側の「.com」の部分はトップレベルドメインと呼ばれます。他には「.net」や「.jp」など様々なドメインが存在します。例えば「.com」は企業を表し、「.jp」は日本に在住していないと取得できないなどの特徴があります。 トップレベルドメインにもいくつか種類があり、登録要件があったりするので、事前に確認しましょう。ここでは詳しい解説は割愛しますが、興味がある方はトップレベルドメインで検索してみてください。ドメイン名
右から2番目の「domain△△△」はドメイン名になります。この部分は自分で好きなように決められます。 Webサイトの内容に合わせてオリジナリティを出すことが可能です。ホスト名
右から3番目の「www」はホスト名になります。このホスト名とドメイン名を合わせてホスト(サーバー)を表しています。 マンションに例えると、ドメイン名がマンションの名前で、ホスト名が部屋番号のようなイメージです。ドメイン名とホスト名を合わせることで特定の部屋にアクセスできます。http://について
「http://」の部分はHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)と呼ばれます。HTTPはWeb上のサーバーとクライアントの間で、HTML(Hyper Text Markup Language)ファイルなどのデータを送受信するためのプロトコル(通信規約)です。 「http://」の表記があると、WebブラウザはそれがHTMLで記述されているWebサイトであると認識できます。独自ドメインとサブドメイン
独自ドメインとは、ドメイン取得サービスなどを利用し自分で取得したドメインのことです。取得したドメインはユーザー自身のものになります。例えば「http://original○○○.com」という形になります。 サブドメインは、あるサービスが提供しているドメインのことで「original○○○.com」の前に文字列を並べて、「△△△.original○○○.com」という形になります。 例えば、通販サイトを運営する場合に、本を扱うなら「book.original○○○.com」、映画を扱う場合は「movie.original○○○.com」というように扱う内容に分けてWebサイトを運用できます。ドメインの取得

一般的な方法
独自ドメインを取得するには、ドメイン登録の代行業者に依頼する方法が一般的です。取得したいドメインを申請して、登録できるドメインであるか審査されます。 また、ドメインを取得しWebサイトを公開するには、サーバーが必要になります。ドメインの登録代行業者がサーバーを貸し出している場合もあるので、ドメインの申請に合わせてサーバーが利用できるかどうかも確認しておきましょう。AWSを活用する方法
上記の方法が一般的ではありますが、Amazonが提供するAWSのDNSサービス「Amazon Route53」を利用してドメインを取得することもできます。 AWSを活用することで、サーバーの構築、IPアドレス・ドメインの取得、DNSの設定まで、まとめて管理できるので効率的です。ドメインの注意点

費用が発生する
ドメイン名を利用するには費用が発生します。どのドメインを使用するか(.comや.jpなど)によって料金は違いますし、自分でAmazon Route53で登録するのか登録代行業者に依頼するのかによっても変わってきます。 料金について事前に確認してから登録するドメインを決めます。料金についてはAWSの公式サイトに記載があるのでそれを参考にするといいでしょう。登録期限がある
ドメインには登録の有効期限があります。更新期限内に更新手続きをしないと、ドメインが期限切れで失効となり、そのドメインを使用したWebサイトやメールアドレスなどが利用できなくなってしまいます。 ドメインを登録する際に更新時期や更新方法などを確認しておきましょう。ドメインの変更は要注意
Webサイトを運用していく中で、サイトのリニューアルやサーバーの変更などでドメインの変更を検討することがあるかもしれません。しかしドメインの変更には注意が必要です。 検索エンジンによるWebサイトの評価はドメインに紐付けられています。そのためドメインを変更することで今までの実績が失われてしまいます。 結果的に検索順位の低下やアクセスの低下に繋がる恐れがありますので、ドメインの変更を検討する際は十分に注意しましょう。ドメインはWebサイトの大事な名前

この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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