AWSって何がすごいの?特徴とメリット11選と代表的なサービスを解説
IT・技術関連
更新日:2024.09.05


AWSとは?
AWSとは、Amazonが提供しているクラウドサービスのことです。
クラウドサービスとは、クラウドサービスプラットフォームからインターネット経由でコンピューティング、データベースなどをはじめとした、さまざまな IT リソースをオンデマンドで利用することができるサービスの総称のことを指します。
AWSは何がすごい?特徴とメリット11選

AWSの特徴とメリット1:コストを抑えられる
AWSの特徴として、コストを抑えることができるのは大きなメリットです。コストを抑えられる大きな要因は、2つあります。 1点目は、初期費用が発生しないことです。新しいインフラ構築には、緻密な要件定義からハードウェアの調達、設置、デプロイ、長い期間と高い初期投資が必要でしたが、AWSを利用すれば、初期費用なしで迅速にビジネスニーズに対応することができるようになります。 2点目は、従量課金制です。必要なタイミングで簡単に立ち上げ、必要がなくなったときにサービスを停止し、データを削除することで、その時点で課金は停止することができるので、撤退のコストなども容易にすることができます。AWSの特徴とメリット2:値下げが多い
AWSは、サービスの利用コストをスケールメリットによって安価にサービスを提供しています。AWSでは、過去10年間で80回以上の値下げを実施しているという、実績があります。 低価格で提供できる理由は、最初に記述した通りスケールメリットです。サーバーの調達コスト、データセンター、ネットワーク等の維持コストは、減額の一途を辿っています。 さらに、新たな技術、サービス提供により、コスト最適化が持続的に行われ、利用者へのサービス提供価格の値下げにつながっています。AWSの特徴とメリット3:常に新しい技術を使用できる
AWSでは、2018年に提供しているサービスに対して、約2,000回のバージョンアップを行っており、常に新しい技術を使用しているサービスを利用することができます。これらの全機能はリリースされた時点で、全ユーザーが利用可能です。 AWSの何がすごいかというと、AWSを利用することで、国や地域にかかわらず、最先端のテクノロジーが利用可能になります。また、サービスラインナップが多いことで、AWSのみでサービスを構築することが可能となり、サービス提供スピードも大幅に向上します。AWSの特徴とメリット4:マネージドサービスにより運用の負荷を抑えられる
AWSでは、余剰なリソースを保有せずに開発をすすめることができるため、運用の負荷を抑えることができます。 オンプレミス型の場合、構築フェーズで余剰リソースが発生する可能性がありますが、AWSでは、自動的にサーバーリソースを増減可能にするオートスケール機能、リソースそのものを増減可能にするスケールアウト、スケールイン機能で、高いコスト効率でシステムを運用することが可能になります。AWSの特徴とメリット5:常にリソースを最適化できる
AWSでは、柔軟にITリソースの変更をして、リソースの最適化を行うことができます。数分間でサーバー台数の増減や、今稼働しているサーバーのCPUやメモリ、ストレージのサイズを変更することが容易にできます。 これにより、日中と夜間で稼働している時間帯が異なるサーバーのスペックを変更することや、夜間や週末にサーバーを止めることも可能になり、その分のサービス利用料を削減することもできます。AWSの特徴とメリット6:セキュリティ面が優れている
AWSでは、セキュリティ機能の実装、厳格なコンプライアンス要件に対応しており、第三者機関による検証も行われているため、セキュリティ面では優れています。 また、AWSでは高いセキュリティを担保するため、業界をリードする様々なセキュリティソリューションを提供しています。 このような高いセキュリティ要件を満たしているからこそ、たくさんのユーザーが安心して利用できるのだと言えるでしょう。AWSの特徴とメリット7:日本語のサポートがある
AWSでは、日本人による24時間365日のビジネスサポートを提供しており、24時間、電話やチャット、メールによる問い合わせを行うことができます。 ただ、緊急度により応答時間は変わってきますが、問合せ内容の重要性が高いものについては、おおよそ1時間以内に回答してもらえるという、かなり迅速な対応を実施してもらえます。AWSの特徴とメリット8:サイジングによるストレスを軽減できる
AWSでは、サーバーサイジングを容易に行うことができるため、キャンペーン、メディア連動などによる突発的な状況においても、故障やトラブルを発生させることなくサービスを運用することができます。 また、あらかじめ定められた閾値を超過した場合に自動でサーバーリソースが増強される、オートスケールを実施することもできるため、突発でのサーバー障害が発生しなくなります。AWSの特徴とメリット9:ビジネス判断を素早くできる
AWSでは、初期費用がかからず、管理者画面やAPI経由の操作により数分でITリソースの用意が可能となることで、ビジネスチャンスを逃すことのなく、システム構築を実現することができます。 今までであれば、要件定義から、システム利用者数予測など、様々な事象に対して予測を行ってから取り組む必要がありましたが、AWSによりビジネスの立ち上げスピードを大きく向上することができます。AWSの特徴とメリット10:グローバル展開を即時に行うことができる
AWSでは、ある地域で作成したIT環境をAWSが保有している地域にシステムを再構築することができます。 そのため、一度構築したシステムであれば、他のAWSがある地域に同じシステムを構築して、素早くグローバルにサービスを展開することができます。AWSの特徴とメリット11:開発のスピードが向上する
AWSでは、マイクロサービスアーキテクチャを採用していることから、開発スピードを向上させることができます。 このアーキテクチャにより、連携先システムの異なるOS、異なるデータベース、異なるフレームワークを用いていることなどを考慮せずに、自分たちのシステム開発を進めることができるため、開発スピードが向上します。AWSの何がすごい?よく使われるサービス6選

AWSでよく使われるサービス1:Amazon S3
Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) は、スケーラビリティ、データ可用性、セキュリティを提供するストレージサービスです。 Amazon S3の何がすごいのかというと、システム故障が発生せず、セキュリティも高く、変動するストレージ機能で効率よくシステム運用を行うことができるということです。AWSでよく使われるサービス2:Amazon EC2
Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) は、セキュアでサーバーリソース変更が可能です。また、コンピューティング性能をクラウド内で提供しているウェブサービスです。 Amazon EC2の何がすごいかというと、仮想サーバーを構築するのに、OSなどのソフトウェアをクリックして選択するだけでサーバー立ち上げができることです。 これにより、迅速なビジネス立ち上げ実行ができるようになります。AWSでよく使われるサービス3:Amazon CloudWatch
Amazon CloudWatchは、エンジニアのために構築されたモニタリング/オブザーバビリティサービスです。 Amazon CloudWatchの何がすごいかというと、このサービスを利用することにより、システムリソースが異常状態になった際に、アラートで知らせるだけでなく自動復旧も行うことができる優れたサービスであるということです。 これにより復旧時間が早くなり、サービスへの影響も最小化することができます。AWSでよく使われるサービス4:Amazon RDS
Amazon RDSは、AWS内で使うことができるデータベースのことを指します。Amazon RDSの何がすごいというと、6つのデータベースソフトウェアを利用することができるということです。 これらのデータベースは、サービス提供をしているシステムに合わせて、最適な形で選択することが可能となっており、現状のデータベースを移行することも容易にできるようになっています。AWSでよく使われるサービス5:AWS CodeStar
AWS CodeStarは、AWSで実施するソフトウェア開発プロジェクトの構成管理ツールになります。具体的には、コーディング作成/管理するクラウドサービスです。 AWS CodeStarの何がすごいかというと、これを利用することで、AWSでアプリケーションをスピーディーに開発、構築、デプロイすることができます。 また、チームメンバーに必要なアクセス許可を管理することもできるので、チームでの作業も容易に実施できるということも優れている点の一つとなっています。AWSでよく使われるサービス6:AWS Lambda
AWS Lambdaは何がすごいのかというと、サーバーのプロビジョニングとリクエストをトリガーとして、コードを自動で実行ができるコンピューティングサービスということです。 AWS Lambdaは、必要時にのみコードを実行し、リクエストがあった場合には、数個から1秒あたり数千まで自動的にサーバーリソースをスケーリングします。 使用した処理時間に対してのみ支払いが発生するので、コスト削減を実施することもできます。つまり、コードが実行中でなければ料金はかからないということも大きなメリットです。AWSは何がすごいのか知って上手に活用しよう

この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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