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SalesforceにおけるContentversionとは?詳細や注意点をご紹介

IT・技術関連 更新日:2024.09.05
エンジニア採用
SalesforceにおけるContentversionとは?詳細や注意点をご紹介

SalesforceにおけるContentversionとは? Contentversionとは、Salesforceにおいて「Salesforce CRM Content」のドキュメント、もしくは「Salesforce Files」の特定のバージョンを表しています。 「Salesforce CRM Contentドキュメント」においては、17.0以降のバージョンでこのオブジェクトが使えます。「Salesforce Files」は、20.0以降のバージョンでこのオブジェクトが使えます。 24時間で公開可能なバージョンは200,000までです。

Contentversionの注意点

Contentversionはファイルの共有方法によっては、IDを指定することなく「ContentDocument」および「ContentVersion」を照会した場合、ユーザがアクセス可能な一部のファイルが返ってきません。 もしユーザに1つのファイルに対するアクセス権だけがあるとすると、そのファイルを共有しているレコードにアクセス権があるからです。このような場合においては、「SELECT Id FROM ContentDocument」のようなクエリで、このファイルは返ってきません。 サポートされているコールは、「create()」、「describeLayout()」、「describeSObjects()」、「query()」、「retrieve()」、「search()」、「update()」、「upsert()」です。

Contentversionの例外ルール

コンテンツ機能のライセンスを所有しているユーザはすべて、個人ライブラリでバージョンを作ることができます。 デフォルトの場合、ユーザは自分がアクセス権を持つファイルにだけクエリを実行できます。 「すべてのファイルのクエリ」権限を有効にした場合、「すべてのデータの参照」権限を持つユーザは、ファイルのクエリに関する制限についてはスキップ可能です。 すべてのユーザは自分自身の「個人ライブラリ」でバージョンの更新ができます。ライブラリの権限にかかわらず、ライブラリのメンバーなら、バージョンもしくはドキュメントの所有者であればドキュメントの更新が可能です。 カスタマーポータルユーザ、かつパートナーポータルユーザは、「Salesforce CRM Content」機能のライセンスを所有している場合だけ、ドキュメントの公開、バージョン作成、編集が実行できます。

Contentversionの使用方法について

Contentversionの使用方法について説明します。 Contentversionオブジェクトを使用して、Salesforce CRM ContentドキュメントもしくはSalesforceファイルの特定バージョンを作成し、クエリ、取得、検索、編集、更新します。 レコードだけ共有されているファイルを照会する方法は、ファイルの内容IDを指定します。 SOAP APIを使ってアップロードできるファイルは50MBまでです。APIを使ってドキュメントをダウンロードする際は、ドキュメントの「VersionData」をエクスポートしなければなりません。 データローダを使ってドキュメントをローカルドライブからアップロードするには、「VersionData」と「PathOnClient」でパスを指定しましょう。

タグの適用

「Enterprise API」もしくは「Partner API」を使うと、タグをContentversionレコードに適用することができます。 タグをContentversionレコードに適用する方法は、TagCsv項目において値の設定を行います。 Contentversionレコードからタグを削除するには、標準のAPI更新を実行し、TagCsv項目より値を削除します。APIを使って修正する場合、元と同じContentDocumentレコードと紐付けます。 ContentversionレコードでSOQLクエリを実行、TagCsv項目を選んだら、レコードに関連付いたすべてのタグが返ってきます。文字列のタグについては、違う順番で入れられた場合でもアルファベット順になります。 TagCsv項目はSOQLクエリの条件の一部で使えません。つまり、組織内すべてのタグにおいて、クエリを実行できないのです。

Contentversionコメントについて

Contentversionコメントについて説明します。 Contentversionコメントはファイルのバージョンのコメントを表現しています。Contentversionコメントオブジェクトは、APIバージョンの42.0以降で使うことができます。 サポートされているコールは「delete()」「describeSObjects()」「query()」「retrieve()」です。 すべてのデータの編集について権限を所有しているユーザだけ、Contentversionコメントオブジェクトにアクセスすることが可能です。

Contentversionの履歴

ContentversionHistoryは、特定のバージョンについてのドキュメント履歴を表しています。 サポートされているコールは、「describeSObjects()」「getDeleted()」「getUpdated()」「query()」「retrieve()」です。 カスタマーポータルユーザとパートナーポータルユーザが、アクセス権を所有しているライブラリのコンテンツを検索する方法には、ポータルコンテンツの参照権限が必要です。 ユーザはライブラリの権限の有無に関係なく、個人ライブラリ内の全バージョンのドキュメント、ライブラリの一部もしくは共有部分のバージョンを照会できます。 ContentversionViewedにイベントを記録するときは、全ファイルがコンテンツライブラリに公開されており、詳細ページが「Salesforce Classic」に表示されます。

Contentversion履歴の項目

ContentversionHistoryの項目について説明します。 バージョンのIDを表す「ContentVersionId」、変更した項目のデータ型を表す「DataType」があります。 また、組織のデータの論理セグメントで「Division」があり、組織でディビジョン権限が有効化されている場合のみ使うことができます。その他に、「Field」、「NewValue」、「OldValue」があります。

Contentversionの評価

ContentversionRatingはファイルのバージョンについての評価を表しています。 サポートされているコールは「delete()」「describeSObjects()」「query()」「retrieve()」です。すべてのデータの編集権限を所有しているユーザだけ、このオブジェクトにアクセス可能です。 項目は、ファイルのバージョンの IDを表す「ContentVersionId」とファイルの評価の「Rating」、ファイルを評価したユーザで行われたコメントを表す「UserComment」、ファイルを評価したユーザの IDの「UserId」です。

SalesforceでContentversionを活用しよう!

今回はSalesforceの機能の1つである「Contentversion」について紹介しました。 これまで紹介してきたように、Contentversionには様々な使用方法があります。SalesforceにおけるContentversionの使い方を理解し、活用できるようにしておくことで、転職活動に活かしましょう。]]>

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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