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Salesforceで利用できるPortalとは?communityとの違いも紹介

IT・技術関連 更新日:2024.09.05
エンジニア採用
Salesforceで利用できるPortalとは?communityとの違いも紹介

Portalの概要について Portal(ポータル)は英語辞書で調べると日本語で表玄関や、始まりと訳されていますが、インターネット上ではWebサイトの玄関口や始まりという意味で使われています。 インターネットブラウザのアドレスバーに検索したい情報を入力すると、そのまま検索結果画面が表示されるので触れる機会が少ないですが、Yahoo!やMSN、Rakuten Infoseekといった各種検索サイトのトップページが代表的な例となります。 検索サイトのトップページにはニュース、ショッピングサイト、メールサービス、企業広告等への様々なリンクがまとまっているうえ、検索欄から検索を実行するとネットワーク上の無数の情報へアクセスできます。 以上のようにインターネット上に公開されている様々な情報にアクセスする入り口となっているサイトのことをPortalサイトと呼びます。Salesforceには、このPortalサイトと同様の機能が備わっています。

SalesforceのPortalには種類がある

Salesforceでは、公開する対象によって使い分けができるPortalが3種類用意されています。Portalを有効利用することで、組織内や取引先との情報共有の効率化、サービス利用者とのコミュニケーションの円滑化に繋げられます。 Salesforceで利用できるPortalは、Self-service portal、Customer portal、Partner portalの3つです。各Portalの特徴についてそれぞれご紹介します。

Self-service portal

Portalの有効利用はコミュニケーションの円滑化に繋がると前述しましたが、Self-service portalはその逆で、コミュニケーションを削減する目的で利用されるPortalです。 人と人のコミュニケーションが発生するということは、企業側から見るとそこに人員が割かれるという結果になります。例えばサービスの利用者からメールやチャット等で質問が来た際に社員が内容を確認したうえで回答すれば、それだけの時間がかかります。 数件であればそこまで時間は取られないかもしれませんが、件数が多いと無視できない程の工数が発生することになります。そういった時間を削減できるのがSelf-service portalです。 FAQやテクニカルなブログ、動画での説明等へのリンクをPortalにまとめておくことで、顧客はPortal上に用意された様々なツールの中から自分で必要な解決策を見つけられます。

Customer portal

Customer portalは、Self-service portalに似た機能を持ちますが、会員制のPortalになる点で異なります。Salesforce上に登録している提供サービスや商品の情報を会員制のポータルに掲載し、購入希望者とのやり取りも行えるようになっています。 またデータ収集や分析ができるSalesforceのPortalであるため、商品へのアクセスログを取得して興味の対象やニーズを把握して営業戦略に繋げることもできるようになっています。 さらにCustomer portalは顧客に対して24時間365日のサポートを提供できる場所として活用もできるため、国内だけではなく世界中を対象としたサービス展開も可能とします。

Partner portal

Customer portalがサービス提供先の会員専用なのに対して、Partner portalはOEM等のセールスパートナー専門のPortalとなります。 セールスパートナーは自社の製品を販売してくれる大切なパートナーなので、Customer portalを介してSalesforce内のCRM(顧客関係管理)のデータにアクセス可能な状態にできるような仕組みとなっています。 なおSalesforceの管理者はあらかじめCRMにアクセスできるような権限をセールスパートナー用のユーザーに対して付与しておく必要があることにご注意ください。

SalesforceのPortalとCommunityの違いは?

Salesforceには自社、顧客、パートナーの3つのチャンネルとのコミュニケーションの場としてPortalがありますが、双方の相乗効果を生み出すためのCommunityという機能もあります。 CommunityもPortal同様、自社、顧客、パートナーの3チャンネルに対応しています。 PortalとCommunityの大きな違いは、アクセスできる範囲です。Communityは、Communityへのアクセスを許可されたユーザーのみがSalesforce上のあらゆる情報にアクセスできます。 対してPortalは、ユーザーが権限によって絞られた範囲の情報だけを参照できる仕組みになっています。 Portalはより大勢の人たちへ広範囲の情報を共有する場所として有用です。Communityはサービスや商品の販売促進といった目的を絞った情報共有や、コミュニケーションを行う場所として使われる傾向にあります。

Salesforceの各種Portalを理解して便利に使いこなそう!

SalesforceのPortalは閲覧できる範囲が広く、運用コストを抑えられるので、立ち上げまもない企業が利用するツールとして適しています。なおPortalを利用していく中でCommunityが適している状況になった場合は切り替えも可能です。 Salesforceを利用している場合は、ぜひ情報共有やコミュニケーションを促進するための導入ツールとしてPortalを利用し、社員、顧客、パートナーとの関係性を深めてみてはいかがでしょうか。]]>

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
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