Salesforceのリレーション確認前に理解しておきたい事
IT・技術関連
更新日:2024.09.05


Salesforceのリレーションとは
Salesforceのリレーションとは、Salesforce内のオブジェクトに蓄積した各項目のデータを関連付けした属性のことです。
Salesforce内のオブジェクトを相互に関連付けして、Salesforceの顧客管理やプロジェクトの情報ソースとして活用することができます。
Salesforceのリレーションの確認は、すでに構築されたリレーションやカスタムリレーション構築時の見直しに必要です。
リレーションの構築ができるバージョンやリレーションの種類、確認に必要なSalesforceの機能についてご紹介します。
Salesforceのリレーションの概要と必要な条件

Salesforceリレーションに必要なインターフェース
Salesforceのリレーションに必要なインターフェースは2つあります。 ・Salesforce Classic(※組織により使用できない場合あり) ・Lightning ExperienceSalesforceに使用可能なエディション
Salesforceリレーション構築に使用可能なエディションは現在(2021年5月付)8つあります。 ・Contact Manager Edition ・Group Edition ・Professional Edition ・Enterprise Edition ・Performance Edition ・Unlimited Edition ・Developer Edition ・Database.com EditionSalesforceリレーションの種類とは?確認前に把握しておく事

Salesforceリレーションの種類とは?
Salesforceのオブジェクトの関連性を位置づける主な種類は3つです。 ・参照関係 ・主従関係 ・階層関係 参照関係のリレーションの特徴、主従関係のリレーションの特徴と階層関係の特徴について分けてお伝えします。Salesforceリレーション参照関係とは
参照関係の基本的な特徴は、オブジェクトAとオブジェクトB(単体または複数のオブジェクト)を関連付けして、関連付けしたAからBのオブジェクトを参照できるようにします。 オブジェクトAとオブジェクトBそれぞれスタンドアロンオブジェクトとして機能します。Salesforceリレーション主従関係とは
主従関係の特徴はオブジェクトAが主になり、関連付けするオブジェクトBは主になるオブジェクトAに対して従事する関係になります。 オブジェクトBの従事関係に指定された場合、主のオブジェクトAからオブジェクトBに対し条件付けができ、オブジェクトBに対し動作を制御します。 従事関係にあるオブジェクトはスタンドアロンとして機能しません。注意点は主のオブジェクトAのレコードを削除すると、関連する従事関係のオブジェクトBのレコードも削除されます。Salesforceリレーション階層関係とは
階層関係は、特殊的な参照関係になりユーザオブジェクトのみ使用できるのが特徴です。参照元のオブジェクトAを通さず、オブジェクトAは関連付けされたオブジェクトBのユーザオブジェクト階層で項目ごとの編集制限の権限を設定できます。 オブジェクトAを介さず、オブジェクトBのユーザー間で関連付けすることができます。Salesforceリレーションを確認できる機能とは

Salesforceのリレーション関連リストを確認するには
オブジェクトの関連リストを表示するには、Salesforceのインターフェースによって違います。 SalesClassicは基本的に表示されますが、Lightning Experienceの場合は表示されない場合があります。Lightning Experienceの場合
Lightning Experienceの場合は、オブジェクト項目レベルのセキュリティを全てのプロファイルに対して参照設定されているか確認しましょう。 確認の手順は「オブジェクトマネージャー」→「対象オブジェクト」→「Lightning レコードページ」→「ページ割り当てを表示」→「割り当てを検索」→「ページを検索」になります。Salesforce Winter’21バージョンの表示はどうなる?
SalesforceのWinter’21バージョンでは、エクスペリエンスビルダーを使うことで関連レコードリストを使用することが可能です。 関連リストはレコードタイプのもので関連レコードリストと呼び、レコードに関する関連する他のレコードリストが表示されます。 レコード詳細ページやカスタムページから関連レコードリストコンポーネントを使用するとリスト表示がされます。Salesforceリレーション概要を理解してから確認してみよう

この記事の監修者・著者

- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
-
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名(2024年6月現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍(2024年5月現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2024年6月時点)
最新の投稿
- 2024-12-27営業インタビュー情報共有の活性化の中心に。SP企画部の新たな取り組み
- 2024-07-01営業インタビュー最短で当日にご提案可能。 OPE営業の対応が早い3つの理由
- 2024-07-01営業インタビュー研修見学ツアーが高評価!「お客様のOPEに対する期待を高め、継続に貢献できればと思います。」
- 2024-07-01営業インタビュー信頼関係を構築し、エンジニアの長期就業へ
ITエンジニアの派遣を利用したい企業様へ

- 求人・転職サイトや自社採用サイトを使っているが、自社に合ったITエンジニアが応募してこない…
- すぐに採用したいが、応募がぜんぜん集まらない
こんな悩みをお持ちの採用・人事担当者の方は、
オープンアップITエンジニアをご検討ください!
オープンアップITエンジニアをご検討ください!
当社のITエンジニア派遣サービスは
- 派遣スピードが速い!(最短即日)
- 4,500名のエンジニアから貴社にマッチした人材を派遣
- 正社員雇用も可能
こんな特長があり、貴社の事業やプロジェクトに合った最適なITエンジニアを派遣可能です。
まずは下記ボタンから無料でご相談ください。