インフラエンジニアを採用したいと考えている人事・採用担当者の方向けに、インフラエンジニアについての基礎知識をまとめました。

この記事ではインフラエンジニアの採用が難しい理由について解説します。

まず結論からいうと、インフラエンジニアを採用するのが難しい理由は大きく以下の3つが挙げられます。

• 圧倒的な人材不足
• 企業間の激しい競争
• 採用担当者の負担増加

インフラエンジニアの採用を成功させる為には、インフラエンジニア採用が難しいと言われる理由の理解とそれに対する適切な対策を知っておくことが重要です。

この記事を参考に貴社のインフラエンジニア採用を成功させてください。

インフラエンジニアの採用が難しい理由

改めて、インフラエンジニアの採用が難しい理由は下記の3つです。

• 圧倒的な人材不足
• 企業間の激しい競争
• 採用担当者の負担増加

順に解説していきます。

圧倒的な人材不足

近年、デジタル化やクラウドサービスの普及により、インフラエンジニアの需要は急増しています。それに伴い、インフラエンジニアの仕事に興味を持つ人や、キャリアチェンジを希望する人も増加しています。

一方、求められるスキルや経験の水準も高くなり、必要なスキル・経験を持った人材については圧倒的に不足しています。

特に、以下のようなスキルや経験を持つ人材が求められています。

• ネットワークに関する高度な知識と経験
• サーバー構築・運用に関する知識と経験
• クラウドサービスに関する知識と経験
• 各種インフラエンジニアリングツールの利用経験
• 問題解決能力
• コミュニケーション能力

しかしこれらのスキルや経験を兼ね備えた人材は少ないため、需要と供給のバランスが成り立たず「圧倒的な人材不足」が起きてしまっています。

企業間の激しい競争

上記でお話したように、優秀なインフラエンジニア人材は不足しています。

そのため、優れた人材を獲得するためには、魅力的な企業・職種のブランディングが必須です。加えて各企業の採用活動も活発になり、多くの企業が競争して優秀な人材を確保しようとしているため、より人材採用が困難になっています。

魅力的な企業・職種のブランディングを実現するには、以下のような施策が有効です。

• 自社の事業内容やビジョンを明確に伝える
• インフラエンジニアが活躍できる環境をアピールする
• 福利厚生制度などを充実させる
• 積極的に採用活動を行う

採用担当者の負担増加

応募者数の増加により、必要なスキルや豊富な経験を持つ人材の選定が難航し、採用担当者の負担が増加しています。技術者にスキルや経験が求められるのと同様に、応募者に自社の求めるスキルや経験があるのかを見極めるために採用担当者側にもインフラエンジニアに関する知識が求められるようになっています。

よって効率的な選考プロセス構築や採用担当者のスキルアップが求められています。

具体的にはインフラエンジニアに関する知識（仕事内容やスキル）はもちろん、採用活動そのものに関する知識や経験、面接スキルなど複数のスキルが要求されます。

そのため、採用担当者の負担が増加するといえます。

インフラエンジニア採用を成功させるためのポイント

上記を踏まえてインフラエンジニアの採用を成功させるためには、下記5つのポイントをおさえましょう。

• 応募者ターゲットの明確化
• 魅力的な企業・職種のブランディング
• 効果的な採用チャネルの選定
• 採用担当者のスキルアップ
• 応募者との丁寧なコミュニケーション

順に解説していきます。

応募者ターゲットの明確化

まずは、自社が求めるインフラエンジニア像を明確にし、年齢、経験、スキル、キャリアパスなどを具体的に設定します。その上で、ターゲットに合わせた情報の作成や企業・職種のイメージ構築を行います。

魅力的な企業・職種のブランディング

企業理念、ビジョン、事業内容、社風などを明確に伝え、インフラエンジニアが活躍できる環境をアピールします。自社の強みや独自性を打ち出すことも重要です。

具体的には、以下のような方法が有効です。

• 企業ホームページやパンフレットに情報を掲載する
• 採用イベントを開催する
• インフラエンジニアのブログやSNSを活用する
• 口コミを大切にする

効果的な採用チャネルの選定

応募者ターゲットに合わせた媒体を活用し、自社の認知度向上と求人情報の効果的な配信を行います。オンラインとオフラインのチャネルを組み合わせることも有効です。

具体的な採用チャネルとしては、以下のようなものがあります。

• 求人情報サイト
• 採用エージェント
• 企業ホームページ（企業の採用サイト）
• SNS
• 業界紙・専門誌
• 採用イベント

採用担当者のスキルアップ

先に説明した通り優秀なインフラエンジニアを採用するためには、それを見極める採用担当者のスキルアップも重要です。

インフラエンジニアはネットワーク、サーバーなどのシステム構築や運用など 数多くの業務をこなす職種です。そのためこうした業務への理解がなければ優秀なエンジニアを見分けることができません。

また面接時の質問や採用した後の職場環境を整えるのも採用担当者の役目です。

このように複数の役割を担う必要のある採用担当者はスキルアップが欠かせません。

そのため、採用担当者には研修を実施し最新の知識や採用トレンドを常に把握できるようにしましょう。

応募者との丁寧なコミュニケーション

面接の場やメールなどの連絡手段を介しての場合でも、応募者からの質問に迅速かつ丁寧に回答し、面接では企業理念やビジョンを共有するようにしましょう。

内定後のフォローアップも充実させ、入社後のスムーズな職場環境への適応をサポートします。具体的には、以下のような方法が有効です。

• 応募者からの問い合わせに迅速に回答する
• 面接では応募者とのコミュニケーションを大切にする
• 内定後は、入社までのオリエンテーションを実施する
• 入社後も、フォローアップ制度を設ける

まとめ

インフラエンジニアを成功させる為には、インフラエンジニア採用の現状の理解と適切な対策、継続的な改善が不可欠です。本記事を参考に、インフラエンジニアの採用に関する知識を身に着け、インフラエンジニアの採用に役立ててください。

なお、これをお読みのあなたがもし「インフラエンジニアの採用を急ぎたい」「インフラエンジニアの採用活動がうまくいっていない」などのお悩みがあれば、当社・オープンアップITエンジニアの企業向けインフラエンジニア派遣サービスをご検討ください。

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業

ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが4,715名在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年：AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月：人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1,154名（2024年6月現在）
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者276名在籍（2024年5月現在）
・LPIC＋CCNA 認定資格者：472 名（2024年6月時点）

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