エンジニアの主な採用手法と無期雇用派遣を比較：インターンシップ
エンジニア採用
最近、新卒のエンジニア採用にインターンシップを利用する企業が増えています。新卒のエンジニア採用は非常に難しい状況になっているため、学生とのミスマッチを減らせるインターンシップは離職率低下を図る有効な手段として注目されているのです。今回は、インターンシップと無期雇用派遣を比較してみたいと思います。
インターンシップの特徴
「インターンシップ」とは専門学校生や大学生が進路を選択するために、企業で就業体験を行う制度です。
インターンシップの期間には、短期、中期、長期の3種類があります。短期型のインターンシップは数時間～1日程度で就労体験をするものですが、中期型になると数日～1ヶ月程度になるため、実際にPJや商品開発などに携わるケースもあるのです。
さらに、長期型インターンシップの場合には、実際に企業の一員として働いて給与が発生することがほとんどです。
インターンシップ導入のメリット・デメリット
インターンシップ導入のメリットとしてまず挙げられるのは、新卒採用者の離職率を低下できる点です。企業で実際に働いてもらうことで学生とのミスマッチを防ぎ、本当に入社したい人材を集められる可能性が高くなります。また、インターンシップに参加する学生は総じて能力が高い人材が集まりやすいので、もともと個人でアプリ開発をしているなどエンジニアとしてのスキルを持った人材が集まりやすい点もメリットといえるでしょう。そして、何より企業側が学生の能力を採用前に知ることができる点も大きなメリットです。
いっぽう、インターンシップのデメリットとしては、インターンシップ用のカリキュラムを考えたり、学生に仕事を教えたりする工数が発生するため、現業に少なからず影響が出る点が挙げられます。また、インターンシップを集めるための広告費や学生に利用してもらうパソコンなどの手配、また交通費や宿泊施設の手配も必要になるなど、多額のコストが発生することも忘れてはなりません。
派遣の活用
採用の定番方法である「派遣」の中には「無期雇用派遣」というものがあり、エンジニアの長期雇用が可能になっています。
無期雇用派遣のメリット
インターンシップは将来有望な新卒エンジニアを採用するためには有効な手段ですが、採用コストが非常に高くなります。また、正社員採用が基本になるため案件が少ない時期でも賃金を支払う必要があり、コストコントロールがしづらい点がデメリットです。
しかし、無期雇用派遣であれば、有期雇用の派遣社員と同じように業務量の変化に合わせてエンジニアを採用できます。そのため、閑散期には契約を終了できますので、コストコントロールが非常にしやすい点がメリットです。また、長期間働くことを前提に契約しているエンジニアが多く、スキルが高い人材が多い点も企業側にはうれしいところでしょう。
インターンシップは一種のブランディング
今回は、エンジニア採用における、インターンシップと無期雇用派遣を比較してみました。インターンシップが行える企業は、学生にとって「しっかりした会社」として映るため、一種のブランディングとして実施されるケースも多いようです。とはいえ、多額のコストが発生するため、経営的にうまくいっている企業でなければ実施不可能でしょう。そのため、インターンシップの利用目的をよく精査したうえで、実施を検討する必要があるのです。
この記事の監修者・著者
- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
-
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年：AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月：人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名（2023年7月3日現在）
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍（2023年7月3日現在）
・LPIC＋CCNA 認定資格者：472 名（2022年4月1日時点）
最新の投稿
- 求人・転職サイトや自社採用サイトを使っているが、自社に合ったITエンジニアが応募してこない…
- すぐに採用したいが、応募がぜんぜん集まらない
オープンアップITエンジニアをご検討ください！
当社のITエンジニア派遣サービスは
- 派遣スピードが速い！（最短即日）
- 低コスト
- 4,500名のエンジニアから貴社にマッチした人材を派遣
- 正社員雇用も可能
こんな特長があり、貴社の事業やプロジェクトに合った最適なITエンジニアを派遣可能です。
まずは下記ボタンから無料でご相談ください。
