厚生労働省が発表。エンジニアなどの派遣社員が仕事に集中できる環境づくりとは
派遣労働者が仕事に集中できる環境を作るためには、派遣元と派遣先が連携する必要があります。
では具体的にどの様な取り組みを行えばよいのでしょうか。
ここでは厚生労働省が発表した、仕事に集中できる環境づくりについてご紹介します。
エンジニアがモチベーションを保つためのポイント
派遣エンジニアが意欲的に仕事に取り組める環境作りのためには、派遣先の協力が欠かせません。
まず派遣先企業の社員が派遣労働者に対して、自社の社員と同様のコミュニケーションを取るなどの適切な対応が大切です。
たとえば、「派遣労働者を名前で呼ぶ」「出退時に声をかける」など職場で一緒に働く人間として普通に接することが重要です。
「派遣だから」という態度で接するのはなく、社員と同様に対応することで、派遣労働者が不安や孤立感に苛まれることなく、意欲的に働けます。
またその一方で、「特定の業務で働きたい」「残業をしない」などの理由から派遣という働き方が選んでいる人もいます。
さらに有期契約のため、更新を打ち切られないために不満があっても口にできないことも多いです。
正規社員とは違う派遣労働者ならではの悩みに社員が配慮することも大切です。
派遣先の職場改善事例
派遣労働者が仕事に集中できる環境づくりとは、具体的にどんなことを行えばよいのでしょうか。
ここでは厚生労働省が例として挙げている、派遣先が行った職場改善事例をご紹介します。
職場内のコミュニケーションを改善する
- たとえ仕事になかなかなじめていない場合でも挨拶だけは徹底する。
- 正社員が派遣労働者を「派遣さん」などと区別して呼ばない。
- 正社員と派遣労働者で言葉遣いを変えない。
派遣労働者の立場に立った指導
- 業務後の飲み会など、業務以外のイベントに派遣労働者を誘う場合は、誘い方を考える。
- 正社員は当たり前に許可されることでも、派遣労働者には思わぬ「うれしいこと」もあるので確認する。
たとえば「新婚旅行のために1週間の休暇を申請した時、祝福されながら了承された」などの事例がある。
このように正社員と派遣労働者で区別をつけないコミュニケーションを取ることが、仕事に集中できる環境づくりにつながるといえます。
派遣先だからこそ気づけることもある
派遣労働者が普段働いている派遣先だからこそ、取り組めることも多いです。
自社の社員と同じ様に挨拶をしたり、名前で読んだりなど、些細なことでも派遣労働者にとっては働きやすさにつながります。
また正社員との違いに、派遣先の社員が配慮することも大切です。
※出典元
厚生労働省「派遣先企業に求められること」
厚生労働省「第6章 派遣元と派遣先の連携」
この記事の監修者・著者
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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