派遣のエンジニアの定着率向上にコミュニケーションが重要な理由とは
エンジニア採用
派遣のエンジニアを受け入れたとしても、契約期間の延長をすることなく派遣社員の意向で期間満了終了となってしまう場合があります。
依頼する業務が同じであれば、同じ人材に継続して就業してほしいと考える企業は多いのではないでしょうか。
派遣のエンジニアの定着率を高めるためには、コミュニケーションが重要だと言えます。
指揮命令者が気を付けるべきコミュニケーション
派遣のエンジニアは、就業先において派遣先の指揮命令者の業務指示に従い、業務を進めていきます。
部署の中で派遣のエンジニアがどのような位置づけにあるのか、また会社の中での部署の位置づけや他部署との関連性なども伝えると、やるべき業務をより明確に理解できるようになります。
業務の指示はできるだけ具体的に説明し、どのような成果や役割を派遣のエンジニアに期待しているのかを説明すると、派遣のエンジニアも目標を立てて業務に取り組みやすくなります。
日頃からこまめに声掛けをするなど、コミュニケーションがとれていれば、業務上の疑問点や悩みが発生した場合にも、派遣のエンジニアが指揮命令者に対して質問や相談がしやすくなります。
また、仕事のやり方や成果などについても、改善すべき点があれば改善点をアドバイスし、評価すべき点があれば具体的に良い点を伝えることで、派遣社員の士気も高まっていきます。
職場全体のコミュニケーション
派遣社員という立場は、直接雇用の正社員や契約社員と異なり、同じ職場で働いていても派遣元企業と言う別の会社の所属となります。
そのため、どこかお客様のような扱いを受けることもあり、派遣社員は疎外感を感じることがあります。
派遣のエンジニアの担う業務にも必要な情報であれば、派遣のエンジニアもミーティングに出席させ、仕事の情報を共有することも業務をスムーズに遂行するために必要なことです。
また、昼食の時間にも社員が声掛けをして一緒のランチに誘ってみる、職場で飲み会があるときは派遣社員にも声を掛けるなど、業務中以外にも気軽にコミュニケーションを図ることで、打ち解けやすい環境となっていきます。
雇用形態は違っていても、同じ職場で働く仲間であるという認識を職場全体が共有し、派遣社員だからと言って特別扱いするわけでなく、他の社員と同じような態度で接することが大切です。
派遣社員を職場の仲間と認める環境づくりを
周りの社員が自分を職場の仲間であると認めてくれているという実感は、派遣社員自身にも業務の一端を担っているという自覚を促し、仕事に対しての熱意や職場に対しての愛着を芽生えさせることにつながります。
そのためには、普段から他の社員と変わらぬ態度でコミュニケーションを図り、派遣のエンジニアを仲間と迎え入れる姿勢を示すことが大切だと言えます。
この記事の監修者・著者
- AWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年：AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月：人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名（2023年7月3日現在）
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍（2023年7月3日現在）
・LPIC＋CCNA 認定資格者：472 名（2022年4月1日時点）
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