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【Z世代の採用戦略】Z世代の価値観や採用活動のコツを人事向けに紹介

エンジニア採用担当向け 更新日:2024.04.03
エンジニア採用
【Z世代の採用戦略】Z世代の価値観や採用活動のコツを人事向けに紹介

これから企業の人材確保を考えている人事担当者のなかには、Z世代の採用で悩んでいる人もいるでしょう。Z世代の特徴や働き方の考え方を知ることで、Z世代の採用をスムーズに進められます。

 

この記事では、Z世代の定義を解説したうえで、Z世代の特徴や就職・転職先選びで重要視するポイントを紹介します。また、Z世代の採用を成功させる方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

※この記事では、当社・株式会社オープンアップITエンジニアが20代・Z世代の男女に対して独自に実施したアンケート調査を根拠に執筆しています。調査の概要は下記のとおりです。

 

【20代の男女対象・独自アンケート調査概要】

    • 調査概要:20代に対する転職・就職意識に関する調査
    • 調査期間:2022/11/11 ~ 2022/11/16
    • 調査対象:現役プログラマー 171名

 

Z世代とは?

Z世代は日本だけでなく世界的な概念で、おもに1990年代後半から2010年までに生まれた世代が該当します。

 

Z世代はデジタル機器やインターネットなどが生まれたときからあり、生活の一部として活用してきた世代です。

 

X世代(1960〜1974年生まれ)やY世代(1975年〜1990年代前半)までの世代に比べ、パソコンやスマホ、インターネットなどの扱いに慣れている世代といわれています。

 

また、インターネットに触れる機会が多く、多種多様な考え方に触れています。そのため、一般常識にとらわれず、自分の価値観を大事にする傾向もあるといわれている世代です。

 

日本のZ世代でいえば、経済が成長していない時代に生まれています。そのため、働き方においても昇進や出世より、安定やプライベートを重視する人も多いです。

Z世代の特徴

Z世代の採用を効果的に行うには、Z世代の特徴を理解すべきです。ここでは、Z世代の特徴を解説します。

 

  • 自分の価値観を大事にする
  • 効率性を重視する
  • 承認欲求が強い
  • SNSでの情報収集・発信が得意
  • 社会問題に関心のある人が多い

 

なお、今回紹介するZ世代の特徴はあくまで傾向です。すべての人に当てはまるわけではない点は注意してください。

自分の価値観を大事にする

Z世代は、自分の価値観を大事にする傾向があります。

 

Z世代は、インターネットでさまざまな情報に触れる機会が多い世代です。普段からさまざまな考え方に触れているため、第三者の意見を尊重する姿勢があります。

 

また、他者の意見を否定しない代わりに、一般常識にとらわれず自分の考え方も大事にする傾向もあるようです。性別により役割や働き方の価値観は、他世代より多様性を認めやすい世代ともいえます。

 

その反面、自分の価値観を否定する人を避ける傾向も。Z世代以前であれば相手に合わすところでも、Z世代は自分の価値観を曲げずその場から離れる人もいます。

効率性を重視する

Z世代は、仕事・私生活でも効率性を重視する傾向があります。

 

Z世代はリーマンショック以降の不景気な時代で育っているため、無駄なものを省き効率よく物事を進める人も多いです。他世代で飲み会や旅行などでお金を使っていた年代でも、Z世代はできる範囲で楽しむ術を身につけています。

 

たとえば飲み会の回数を減らしたり、旅行もコスパを考えながら計画したり、持ち物を減らすミニマリストを目指したりしながら無理のない生活を好む傾向があるのです。

 

加えて、シェアサービスやサブスクなど、コスパよく楽しめる娯楽を取り入れる人も増えています。日常的に効率やコスパを重視してきたZ世代は、非効率的な選択はあまりしない傾向があるのです。

承認欲求が強い

Z世代は、承認欲求が強い傾向にあります。

 

Z世代はインターネットが生まれてから身近にあり、SNSなどで自己表現できる場も多い時代を生きているため、他者からの評価を気にする傾向があります。

 

SNSでのいいねやコメントなど、自分を評価してもらえる機会を好む傾向があり、プライベート・仕事を含め承認欲求が強い世代です。

SNSでの情報収集・発信が得意

Z世代は、SNSでの情報収集や発信が得意な世代です。

 

TwitterやInstagram、YouTubeなどをネイティブに使いこなしているZ世代は、必要な情報を収集する方法を複数知っています。各SNSの使い方に慣れているだけでなく、目的に合わせてツールを使い分けるスキルも自然と身についているのです。

 

また、実際にSNSで自己表現している人や、SNSを使ったマーケティング事例に触れる機会も多いです。そのため、Z世代はSNSを使った情報収集や発信に長けている世代といえます。

社会問題に関心のある人が多い

Z世代はインターネットで社会問題を知る機会も多く、SDGsや貧困問題など社会問題に関心のある人が多い傾向にあります。

 

Z世代は日本のニュースだけでなく、世界の情勢も知る機会が多いため、人権問題・環境問題・貧困問題など個人レベルで関心のある人が多いです。

 

なかには商品やサービスを利用するとき、環境に配慮した商品を選んで使用する人もいます。他世代の人は、Z世代が社会問題に関心がある点を理解しておく必要があるでしょう。

Z世代が重視する転職・就職先選びのポイント

Z世代を採用するには、重視する転職・就職先選びのポイントを確認し、Z世代が働きたいと思ってもらう必要があります。ここでは、Z世代が重視する転職・就職先選びのポイントを解説します。

 

  • 休日・有給の取りやすさ
  • 残業時間の多さ
  • 給料やボーナスの多さ
  • 人間関係の良さ
  • 待遇・福利厚生の充実度

 

なお今回紹介する内容は、弊社の独自アンケートをもとにしたZ世代の声を反映しています。ぜひ、Z世代の考え方を知る参考にしてください。

休日・有給の取りやすさ

Z世代は、休日・有休の取りやすさを企業選びで重視する傾向があります。

 

独自アンケートでは、もっとも多い20.8%の人が会社選びのポイントに「休日・有休をきちんと取れること」をあげています。

 

他世代の場合、会社や上司の様子をうかがいながら休日・有休を取る人も多いです。しかし、Z世代は苦労が給料につながりにくい時代に生まれているため、仕事よりプライベートを重視する傾向があります。

 

そのため、休日・有休をしっかりとれる企業を希望する人が多いです。

残業時間の多さ

Z世代は、残業時間の多さにも注目しています。

 

先ほど紹介した休みの取りやすさにもつながりますが、アンケートでは15.3%の人が残業が少ない企業を選ぶと回答。

 

Z世代が頻繁に使用するSNSでは、残業が多すぎてプライベートの時間がない人や体調を崩してしまった人の体験談も目にします。そのため、残業時間の少ない企業を希望する人は多いです。

 

Z世代はプライベートを大事にする傾向がありますが、それに加え残業が多いことのデメリットを知っているため、残業の少ない企業を希望しているのです。

 

また、昔は残業して頑張れば残業代だけでなく、企業が成長した分給料アップも期待できました。しかし、近年では残業しても、残業代以外期待できません。そのため、費用対効果も考えて、Z世代は残業の少ない企業を求めているのです。

給料やボーナスの多さ

Z世代は、給料やボーナスの多さも重視しています。

 

独自アンケートでは、13.1%の人が給料・年収・賞与が高い企業を選ぶと回答していました。いつの時代も年収・給料の高い仕事につきたいもの。Z世代であっても、働きに対してできるだけ多くの報酬を臨むのは共通しています。

 

また、Z世代の場合、SNSなどで他者の年収や仕事内容を目にする機会も多いです。同じ仕事なのに給料が低ければ、高い企業に転職したいと考える人もいます。

 

他人の給料事情が分かるということは、他者と比較して同程度の条件を目指したくなるのも自然なことでしょう。なお、アンケートでは「転職・就職時に希望する年収は?」という設問に対し、450万円以上と回答した割合が51.5%と半数以上です。

 

450万というと、「令和3年 民間給与実態統計調査」にある平均給与443万円より高く、平均以上の年収を求めているとわかります。

人間関係の良さ

Z世代は、職場の人間関係も重視します。

 

アンケートでは12.5%の人が、上下関係や派閥が少なく人間関係が良いことを重視するポイントにあげていました。Z世代は自分の価値観を大事にする人が多く、既存のしがらみを嫌う傾向があります。

 

そのため、上下関係や派閥などの影響で、理不尽な働き方を余儀なくされるのは望まない傾向があるようです。もちろん社会で働いていれば多少の人間関係は必要なため、Z世代も歩み寄りは必要です。

 

しかし、Z世代は昔ながらの派閥や厳しい上下関係のある企業より、対等な関係で仕事をしやすい職場を希望する点は理解すべきでしょう。

待遇・福利厚生の充実度

Z世代は、待遇や福利厚生の充実度も気にしています。

 

会社選びで重視するポイント4つ目は?という質問に対し、最も多かったのが12.9%で待遇・福利厚生が充実していることと回答した人でした。

 

待遇や福利厚生は世代問わず重視する人が多く、Z世代も重視しています。また、Z世代は不況のなかで育っているため、安定した待遇や福利厚生に魅力を感じているのです。

 

たとえば、資格取得報奨金や勉強教材費用の支給など、できるだけ福利厚生が充実している方が働くモチベーションにもつながります。最近では、福利厚生を充実させている企業も増えており、Z世代はこうした企業にも注目しているようです。

【人事・採用担当者向け】Z世代の採用戦略の作り方

ここでは人事・採用担当者向けに、Z世代の採用戦略作成方法を解説します。

 

  • 求める人材像の洗い出し
  • Z世代に有効な採用手法の検討・準備
  • Z世代の学生に合わせた採用スケジュール作成
  • 採用後のZ世代育成計画の作成

ステップ1:求める人材像の洗い出し

Z世代を採用したいなら、まずは求める人材像の洗い出しが必要です。

 

Z世代とはいえ生まれた世代が同じというだけで、個人レベルでは個性があります。そのため、ミスマッチを防ぐためにも、企業として求める人材像を決めなければいけません。

 

たとえば、下記のように具体的な人物像を考えるとよいでしょう。

 

  • まじめでコツコツ物事に取り組める人
  • 前向きでコミュニケーション力が高い人
  • 継続作業を得意としている人など

 

自社の課題解決につながる人材を洗い出すことで、求めるZ世代像が決まるはずです。

ステップ2:Z世代に有効な採用手法の検討・準備

求める人材像が決まったら、次はZ世代に有効な採用手法の検討や準備をはじめましょう。

 

Z世代は他の世代に比べても、インターネットやSNSでの就職・転職情報収集をするのが習慣化しています。そのため、求人情報はもちろん、企業のPR情報などの伝達方法には工夫が必要です。

 

たとえば、YouTubeで日ごろから業務内容やサービスPRを行い、Z世代に働きたいと思わせる。Twitter・Instagramなどをうまく使い、求人募集情報が目に入るようにするなど、Z世代に情報が入るように工夫するとよいでしょう。

 

また、採用手法は検討しただけでは不十分です。実際に動画やイラスト、テキストなどコンテンツ作成やマーケティング計画作成に時間が必要になります。すぐに成果に結びつくとは限りませんが、少しずつZ世代に合わせた採用方法を模索することが大事です。

ステップ3:Z世代の学生に合わせた採用スケジュール作成

Z世代の新卒採用をする場合、学生の就活スケジュールに合わせた採用日程の作成が必要です。新卒の就活は、年度によってスタート時期が異なります。

 

たとえば、2022年であれば大学3年生の3月にエントリーが始まり、大学4年生の6月から本選考が解禁という指針が出されています。

 

あくまで指針であり、このスケジュールに当てはまらない採用を行う企業も多いです。そのため、企業ごとに動向を見ながらスケジュールを決めなければいけません。Z世代を効果的に採用するなら、就活日程の情報収集も必須です。

ステップ4:採用後のZ世代育成計画の作成

Z世代の採用を進めるのと同時に、採用後の育成計画も立てる必要があります。

 

採用がゴールではなく、入社後会社に貢献してもらい充実感を持って働けるのが理想です。そのためには、Z世代を育成する仕組みが求められます。

 

社会人マナー講習・スキル実習・業務実習など、あらかじめ必要な育成方法を検討しておき、入社したZ世代が混乱しない工夫が必要です。

 

また、Z世代のなかには研修やスキル習得サポートの取り組みに注目している人もいます。育成実績があれば採用段階でアピール材料にもなるため、社内で育成システムを構築するのもおすすめです。

Z世代の採用を成功させる方法

Z世代の採用を成功させるには、Z世代の考え方に合う採用手法を検討すべきです。ここでは、Z世代の採用を成功させる方法を2種類紹介します。

 

  • Z世代の価値観に合うPRを行う
  • 企業の実態や雰囲気を知る機会を作る

Z世代の価値観に合うPRを行う

Z世代の採用を成功させるには、Z世代の価値観に合うPRを行う必要があります。

 

具体的には、インターネットやSNSを使ったPRが効果的です。Twitter・Instagram・YouTube・TikTokなど、Z世代がよく使用している媒体で情報提供するとZ世代の目に触れやすくなります。

 

ただし、はじめてのSNSマーケティングはうまくいかないケースもあるでしょう。その場合、自社の広報部・マーケティング部門と協力したり、外部の専門業者に依頼したりしながらPRコンテンツを作成するのもおすすめです。

 

また、真面目過ぎると興味を持ってもらえない可能性もあるため、真面目なPRに加えユーモアを交えたPRをすれば、興味を持ってもらえるきっかけになるでしょう。

企業の実態や雰囲気を知る機会を作る

企業の実態や雰囲気を知る機会を作るのも、Z世代の採用では重要です。

 

Z世代は自分の価値観を大事にするため、入社する企業の考え方や社風、働き方が自分に合うかを大事にします。そのため、企業活動がわかりにくい場合や、具体的な働き方をイメージできない場合は興味を示さない傾向があるのです。

 

企業としては、企業の実態や雰囲気をSNSなどでアピールする。または社員交流会・インターンシップ・面談などを実施するなどして、企業について深く知れる機会を作る必要があります。

Z世代採用に有効な採用手法

Z世代を効率的に採用するなら、Z世代に有効な採用手法を選択しなければいけません。ここでは、Z世代の採用に有効な採用手法を解説します。

 

  • 通年採用
  • ダイレクトリクルーティング
  • リファラル採用
  • SNSを活用した採用
  • 動画での自社発信による採用活動

 

なお、今回は転職・就職サイトへの掲載や、エージェントサービスと連携については一般的であるため省いています。

通年採用

Z世代の学生を採用したいなら、通年採用も効果的です。

 

通年採用は時期を指定せず、年間をとおして行う採用方法をいいます。Z世代には留学や帰国子女として海外の学校に通う人もいるため、秋採用のニーズも高いです。

 

また、Z世代全般的に人口数が少ない世代であり、労働人口不足を考えれば通年採用をした方が人材を確保できる確率は高まります。

 

加えて、年によって変化する新卒採用のスケジュール変化にも対応しやすいメリットも。これからZ世代を中心に採用活動を行うなら、通年採用を検討する価値はあるでしょう。

 

もちろん、通年採用を成立するには採用コストの見直しも必要です。かかる費用とZ世代を採用するメリットを比較し、自社に必要であれば通年採用を採用するとよいでしょう。

ダイレクトリクルーティング

Z世代の採用手法として、ダイレクトリクルーティングも注目されています。

 

ダイレクトリクルーティングは、企業が採用候補者に直接アプローチする採用手法です。従来の採用手法は転職・就職サイトに登録し、求職者が応募する待ちの姿勢で行われていました。

 

一方ダイレクトリクルーティングは、企業側からアプローチできるため攻めの採用手法といわれます。ダイレクトリクルーティングの例としては、SNSを使ったアプローチ、転職・就職サイトのスカウト機能を使ったアプローチなどです。

 

とくにZ世代はデジタルツールのあつかいに長けているため、ダイレクトリクルーティングは向いている手法といえます。自社の魅力や、対象者を必要としている理由をしっかり説明できれば、Z世代の関心を集められるでしょう。

リファラル採用

企業の魅力や特徴を身近な人に伝えてもらえるリファラル採用も、Z世代の採用に向いています。リファラル採用は、社員の知人・友人を紹介してもらい採用につなげる手法です。

 

社員の知人や友人であれば、あらかじめ企業の特徴や働き方などの話をしやすいです。また、知人・友人側としても、信頼できる知り合いから紹介された企業であれば前向きに検討しやすいでしょう。

 

Z世代は自分と企業が合うかを気にするため、事前に話を通してもらえれば選考前にミスマッチを減らせます。もちろん、紹介してもらった場合でも採用試験は必要です。しかし、求人募集を出さずに求める人材を確保できる可能性があるのは、リファラル採用の魅力でしょう。

 

なお、リファラル採用の場合は、あらかじめ社員と報酬等の条件を決める必要があります。紹介する側も負担はかかるため、社員との信頼関係も求められる手法です。

SNSを活用した採用

Z世代を採用するなら、SNSを活用すると効果的です。

 

Z世代はSNSを日常的に使用しており、転職・就職活動での情報収集もSNSを使用する傾向があります。たとえば独自アンケートによると、YouTube・Instagram・Twitter・LINEを使った情報収集をする人の割合が多いという結果が出ています。

 

  • Twitter:38%
  • YouTube:18%
  • Instagram:12%
  • LINE:12%

 

SNSで求人募集情報を発信したり、企業のサービスや働き方などを発信したりすればZ世代に興味を持ってもらうきっかけを作れるはずです。またSNSの場合、コストをかけずに利用できる場合も多く、費用対効果が期待できます。

 

そのため、Z世代を採用したいなら、SNSは積極的に利用すべきでしょう。

動画での自社発信による採用活動

Z世代を採用したい場合、動画での自社発信も効果的です。

 

Z世代はYouTubeやInstagramなどを使い、動画媒体で情報収集する機会もあります。そのため、動画コンテンツを作成し自社PRできれば、Z世代の目に留まる機会を増やせるのです。

 

自社商品の紹介動画や社員の働き方が分かる動画を作成できれば、テキストでは伝わりにくい魅力を伝えられます。

 

動画コンテンツの作成やマーケティング方法がわからない場合、専門コンサルタントに外部発注する方法も検討するとよいでしょう。

Z世代の採用活動での注意点

ここまでZ世代を採用する方法を紹介しましたが、実はZ世代を採用するにあたり注意点もあります。ここでは、Z世代の採用活動での注意点を3つ紹介します。

 

  • Z世代に媚びすぎない
  • Z世代でも人によって価値観は異なる
  • 理想と現実をうまく伝えるべき

Z世代に媚びすぎない

Z世代を採用したいからといって、Z世代に媚びすぎるのはよくありません。

 

たとえば、Z世代のことを必要以上に肯定したり、表面上でほめたりするとZ世代は気づきます。すべて本音を語るのは難しいです。しかし、本音が少ないとZ世代は不信感を持つため、必要以上に媚びすぎず他世代同様にリスペクトしながら接する必要があります。

 

またZ世代を特別扱いすれば、他社員との関係性悪化にもつながるでしょう。Z世代を採用して長く活躍してほしいなら、自社になじむためにも他社員と同じく接することが大事です。

Z世代でも人によって価値観は異なる

ここまでZ世代の特徴を解説してきましたが、実際はZ世代でも人によって価値観は異なる点は理解が必要です。

 

たとえば、Z世代でも給料や福利厚生などを重視する人もいれば、やりがいや社会貢献を重視する人もいます。また、性格やキャリアプランも個人差があるでしょう。

 

ついZ世代といった世代間で特徴を理解しがちです。しかし、採用段階では先入観を捨て個人として判断すべきでしょう。

理想と現実をうまく伝えるべき

企業で活躍できるZ世代を採用するには、理想と現実をうまく伝えるべきです。

 

採用時、企業側としてはどうしても良い面ばかりを伝えてしまいます。ただし、Z世代は情報収集が得意なため、伝えていない情報があればバレてしまうケースもあります。

 

たとえば、残業時間が多いからと残業について説明しないのはNGです。正直にすべて伝える必要はありませんが、通常は〇〇時間くらい残業が発生し、繁忙期は〇〇時間くらい。といったように、イメージできる現実を伝える必要があります。

 

Z世代は自分なりに働き方の理想がある人が多く、現実を伝えていない場合入社後に理想と現実のギャップに悩むケースも少なくありません。

 

働き方が合わなければ、採用できても早期退職につながります。採用時は現実をうまく伝えつつ、自社の魅力をPRするとよいでしょう。

Z世代のITエンジニア採用ならオープンアップITエンジニア

ここまでZ世代の効果的な採用方法を紹介しましたが、さまざまな施策を試してもうまく採用に結びつかないケースもあるでしょう。また、施策は行うとして、すぐに人材が必要な起業もあるはずです。

 

Z世代のIT人材採用に悩んでいる企業や、すぐに人材がほしい企業様には当社・株式会社オープンアップITエンジニアのITエンジニア派遣サービスがおすすめです。

 

オープンアップITエンジニアでは、若手・Z世代エンジニアの育成型派遣サービスを提供しており、最短で即日派遣もできます。すぐにIT人材を確保したい企業様にほどおすすめです。

 

» オープンアップITエンジニアの【Z世代】新卒エンジニア派遣サービス

 

 

育成型派遣サービスは、育成したエンジニアを派遣するサービス。弊社独自の研修は「資格取得」を前提にした超実践的な内容で、受講生の平均満足度:4.3(2022年12月末時点/最大5中)を誇ります。

 

こちらのページでも詳しく書いていますが、ITエンジニアの採用には下記のように莫大なコストがかかります。

 

  • 採用単価:108.5万円 
  • 人件費等:2819万円 
  • 3年勤続時の合計コスト:2457万円

さらに、エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」の調査では、新社会人の研修期間は平均2.9カ月というデータがあり、一人で一通りの業務をこなせるレベルになるまではさらに多くの時間を要します。

 

※参考元:新社会人の研修期間は平均2.9カ月。一般職種の59.0%が1カ月以内で通常業務へ

 

これらの時間的・経済的コストを削減できるため、ITエンジニア派遣サービスは「今すぐZ世代を採用したいが、教育の手間は可能な限り省きたい」「即戦力の若手エンジニアがほしい」と思っている企業様に最適です。

 

 

派遣として働きやスキルを把握している人材が採用できるため、ミスマッチや採用コストを削減可能です。

 

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» オープンアップITエンジニアの【Z世代】新卒エンジニア派遣サービス

 

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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