AWSの基礎知識:技術者の需要【エンジニア採用担当者向け】
AWSは世界で約40%のシェアを誇るクラウドサービスとされています。
ではなぜそこまで各社がクラウドへ移行しているのでしょうか。
本記事では各社がクラウドサービスへ移行する理由などについて詳しく説明します。
各社がクラウドへ移行する理由は?
MM総研は、2019年6月に国内クラウドサービス市場規模の2017年度と2018年度の実績と2023年度までの予想を発表しました。
この調査によると、これまでオンプレミス環境での運用が主だった企業のメインシステムを、パブリッククラウドに移行させる動きが本格化しています。
それに伴って、パブリッククラウドの市場規模も急速に拡大しているとされます。
特にAWSを中心とした主要なクラウドサービスの寡占化が進んでおり、回答者の約半数がAWSを利用しているという結果になりました。
またユーザーはクラウドサービスごとの強みを把握し、用途に合わせて複数のサービスを使い分けている動きも見られます。
既存システムをパブリッククラウドに移行
近年、PaaS/IaaS市場のパブリッククラウドが急成長しています。
新規システムの基盤などだけではなく、オンプレミス環境の既存システムをパブリッククラウドに移行する動きが顕著になったことが要因のひとつとして挙げられています。
そのためPaaS/IaaSの利用用途の質問に対しては「アプリケーション開発基盤の移行」や「自社開発システムの移行」など、各種システムの移行という回答が上位に並んでいます。
2023年には4兆円を超える市場になる
同調査によると、2018年度のクラウドサービス市場の規模は約1兆9,422億円となっています。
この結果は2017年度の約1兆6,499億円に比べて約18%増加しています。
これが2023年には4兆円を超える見通しとなっています。
このうちパブリッククラウド市場は2018年度が約6,165億円、2023年には約1兆6,490億円の市場規模に達すると予想されています。
またプライベートクラウド市場も成長が予想されています。
2018年度には約1兆3,257億円ですが、2023年には約2.8兆円に達する見通しです。
このように今後もクラウドサービスへの移行が進むと考えられており、市場拡大に伴ってAWSエンジニアの需要も増えることが予想されています。
クラウドサービス国内市場規模は今後も拡大の見通し
MM総研が発表した調査の結果によると、今後も国内のクラウドサービス市場規模は拡大の一途を辿るとされています。
企業側もどんどん既存システムをパブリッククラウドに移行させており、AWSを扱えるエンジニアの需要は増え続けることが考えられます。
この記事の監修者・著者
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ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。
・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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