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エンジニア採用の担当者が知っておくべきAWSの基本③【AWSがトップシェアの理由】

その他更新日：2023.02.22

エンジニア採用

世界中で人気を集めているクラウドサービスであるAWS。ではなぜそれだけAWSが人気を集めているのでしょうか。
本記事では採用担当者がAWSのエンジニアを採用する際に、最低限知っておくべきAWSのサービスを紹介します。
AWSがなぜトップシェアなのか、AWSのメリット・デメリットにはどんなものがあるのか見てみましょう。

AWSはシェア40%でトップ

アメリカの調査会社「Synergy Research Group」の、2019年第3四半期におけるIaaSとPaaSを含めたクラウドサービス市場の調査結果によると、AWSは約40％のシェアを誇っています。
その次に続くのがMicrosoftで、約20％弱、その次がGoogleで約10％、そしてAlibabaが約6％です。

上位4位はいずれもシェアを維持、もしくは上昇していますが、それ以外のクラウドサービスはすべてではありませんが勢いを失いつつあります。
このことからAWSの約40％というシェアがいかに他社を大きく引き離し、圧倒的かということが分かります。

※出典：Synergy Research Group「Amazon, Microsoft, Google and Alibaba Strengthen their Grip on the Public Cloud Market」
https://www.srgresearch.com/articles/amazon-microsoft-google-and-alibaba-strengthen-their-grip-public-cloud-market

豊富なサービスはAWSの強み

では、AWSはなぜそれだけ圧倒的なシェアを誇っているのでしょうか。
ここではAWSのメリットについて紹介します。

豊富なメニュー

まず、AWSのメリットとして豊富なメニュー数が挙げられます。
AWSではシステムの変更が容易であるため、ビジネスの機会を逃さず即座にグローバルに展開できます。

またAWSは世界中にあるデータセンターと、ネットワークでつながっています。
そのためAmazonが使用している最新技術の利用が可能です。

定期的な料金の値下げ・還元

AWSではAmazonが所有するインターフェースやAPIでの標準技術を利用できます。
自社の所有する技術を利用できることから定期的に利用価格の値下げや料金の還元などが行われています。
ストレージサービスなどは、サービス開始当初より90％以上値下げされたものもあります。

顧客の声による機能改善と新サービスの提供

AWSではストレージやデータベース、開発者用ツール、管理ツールなど様々なクラウドベース製品が提供されています。
これまでに約3,000以上の新しいサービス提供と機能改善が行われています。
そのなかで約95％は、顧客のフィードバックを元に開発されています。

高いセキュリティ対策と法規制に対応

AWSはセキュリティや法規制に関する様々な認証を取得・運用しています。
ISO 27001、SOC、PCI DSSなどの世界基準のセキュリティ対策を行うだけでなく、日本政府機関向け、国内金融機関向けなどにも対応しています。

ビジネスの内容に合わせた豊富なメニューを利用できる

AWSの特徴といえばその豊富なメニューです。
Amazonが実際に使用している技術を利用でき、即座に自社が利用するサービスに適用できます。
システムに柔軟性があり、多様なサービスを利用できるのが何よりのメリットといえるでしょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー認定企業

ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年：AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月：人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名（2023年7月3日現在）
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍（2023年7月3日現在）
・LPIC＋CCNA 認定資格者：472 名（2022年4月1日時点）