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GCPとAWSによるメリット5つ|それぞれの運用方法も紹介!

AWSエンジニア 更新日:2022.11.14
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GCPとAWSによるメリット5つ|それぞれの運用方法も紹介!

GCPとは?

GCPとは、Googleがクラウド上で提供するサービス類の総称です。ビジネスを展開する際に必要な作業をGoogle社内で使われているものと同一のテクノロジーやインフラを利用して、顧客のインフラ環境をクラウド化するものです。GCPは、はじめから基本的な構成要素が各種のサービスで用意されているため、すばやく開発を行うことが可能になります。

AWSとは?

AWSとは大規模なwebサービスであるAmazonが提供するクラウドプラットフォームで、100以上のシステム構築に必要な全てのサービスをクラウドで利用することがでます。PC1台とインターネット環境があれば、クラウドコンピューティングで今までの物理サーバーと同一またはそれ以上の働きをし、さらにスピーディーにシステムを使用することができます。

GCPとAWSを比較する

GCPとAWSはどちらもインターネット環境とPCですぐにシステムを稼動させることができ、スピーディーかつ安定した速度でシステム業務を運営できます。このGCPとAWSのメリット等を比較してみましょう。

GCPによるメリット5つ

まずGCPを導入することで得られるメリットがどれだけあるのか、5つのポイントに焦点を当ててみていきます。 GCPは、Googleの広範囲なネットワークを利用してクラウドで仮想システムを利用することができ、物理サービスよりも安く済み、安定した通信でシステムを稼動させることができます。

メリット1:データ分析が行いやすい

GCPではクラウド内にあるビッグデータをBigqueryを使ってスピーディーに解析し、マルチテラバイトのデータセットに対して、SQLに似たクエリを数秒で実行することができます。GCPは使いやすく、仕事量の増大に対して確実に対応するBigqueryによってユーザーのデータをリアルタイムですばやく解析します。

メリット2:Google提供のクラウドサービスを利用できる

そしてGoogleが提供する膨大な数のクラウドサービスをいつでも使うことができ、エクサバイトのスケールデータまで対応し、大量のデータの取得や変換、分類、分析などの処理パターンをクラウドで行えます。さらに高速のDNSサービスや、ひとつのソースコードで複数のクライアント形式に対応できるサービス、多言語間の自動翻訳サービスなど、GCPは多彩なサービスを利用することができます。

メリット3:機械学習の技術が高い

GCPは業界屈指といえる機械学習の技術を持っており、この優秀な機械学習システムをGCPに導入することで簡単にクラウドサービスで利用することができます。GCPは膨大なデータの中からログ解析をする場合や、機械学習を取り入れたシステムを構築したい場合に、大きく役に立つことでしょう。

メリット4:クラウドSQL

Postgre SQLとMySQLのリレーショナルデータベースを簡単に設定でき、維持、管理、運用できるようにするフルマネージドデータサービスシステムが利用できます。GCPのクラウドSQLは高パフォーマンスと機器やソフトウェア、システムなどの拡張性を高め、スケールアップ、スケールダウンのどちらにも柔軟に対応し大きな利便性を提供します。

メリット5:クラウドPub Sub

クラウドPub Subは、Googleのバックエンドメッセージングサービスで、デベロッパーがPC間でメッセージをやり取りしたり、スマート端末からデータを収集する作業の低減にとても効果があります。GCPは必要に応じてスケールし、ユーザー自身が強固かつグローバルなサービスを構築するための基盤となる、非同期メッセージングでサービス間をつなげます。

AWSによるメリット5つ

次にAWSを導入した際の5つのメリットに焦点を当ててみていきます。webサイトで大きな影響力を持つといわれるAmazonが提供するクラウドサービスがAWSですが、これには初期費用が不要なことやシステムの増減設定が簡単に可能なこと、さらに使用料金は使った分だけという画期的なシステムを採用しています。

メリット1:柔軟性が高い

AWSは非常に柔軟なシステムサービス体制を準備しており、自社の環境に合わせたシステムを構築できることと、いつでも変更を行うことができるという柔軟性があり、環境に縛られてビジネス機会を逃さないようにする俊敏性があります。そしてAmazonはグローバルなネットワークを持っており、世界中とつながっているデータセンターとコンピューターネットワークで常に最新の技術をAWSで使用することができます。

メリット2:メニューが豊富である

AWSにはメニューが豊富に揃っており、サーバー環境の構築やデータ保存、フルマネージドのデータベースが利用でき、専用回線やセキュア対策、AIを活用したデータ分析、ワークフローの管理等を使用できます。さらにコンテンツの配信や、利用負担額なしでの任意プログラム実行環境の提供も100万リクエストにおよび、AWSの豊富なメニューをシステムに適用する事が可能です。

メリット3:料金の値下げがある

またAWSは固定料金制ではなく従量制課金になっているため定額制と比較するとコストが安く済むメリットがあり、コンテンツを利用した分だけの料金になるのでコストの無駄が抑えられ、システムの効率的運用ができます。さらにインターフェイスとAPIにおいて多くの標準技術をAmazonが所有しているため、AWSは定期的に利用価格の値下げ、または料金還元を行っています。

メリット4:セキュリティ

AWSには常に最新のセキュリティが施されており、様々な第三者機関認証を取得した強固なセキュア環境を利用することができます。さらにAWSをセキュリティ対策に運用することも可能なので、自動的にアプリケーションを評価し、露出、脆弱性、ベストプラクティスからの逸脱が無いかどうかを確認し、セキュリティ評価を実施するとインスタンス上の脆弱性をチェックでき、システムを守ります。

メリット5:AI活用 データ分析

AWSは機械学習アルゴリズムをAIが利用してユーザーの特定ニーズ、好み、変化する行動に対応したレコメンデーションを作成し、さまざまな問題に対応します。これによって自社で持っているデータを基本としたカスタムモデルをAWSでトレーニングして最適化することも可能になります。

GCPを運用する方法

GCPのサイトからトライアル登録を済ませるだけで使用が可能で、30日間は無料で使用できます。 そしてトライアルが終了したらGCPのアカウントをアップグレードして、料金計算表に見合った使用料でシステムを運用していくことになります。

AWSを運用する方法

AWSを運用する場合は、AWSの申し込みwebページから入力して登録するだけなので簡単に申し込みができます。 料金計算表から利用するシステムを確認して運用をスタートしますが、各コンテンツに関しては従量制なので使用した分のみ料金がかかります。

GCPとAWSを比較してみよう!

GCPとAWSはそれぞれにメリットとデメリットがあり、どちらを選択するかはメニューや使用料金が重要なポイントとなるでしょう。 GCPとAWSはクラウドサービスでシステムを組み上げることができるので、物理サービスよりも導入コストが安く済むところが大きな魅力です。 それぞれのメリットを自社の環境に当てはめて上手に選択しましょう。

この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニアAWSパートナー/Salesforce認定コンサルティングパートナー 認定企業
ITエンジニア派遣サービス事業を行っています。AWSやSalesforceなど専門領域に特化したITエンジニアが3,000名以上在籍し、常時100名以上のITエンジニアの即日派遣が可能です。

・2021年:AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
・2022年3月:人材サービス型 AWSパートナー認定
・AWS認定資格保有者数1257名(2023年7月3日現在)
・Salesforce認定コンサルティングパートナー
・Salesforce認定資格者295名在籍(2023年7月3日現在)
・LPIC+CCNA 認定資格者:472 名(2022年4月1日時点)
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