男性社員の2人に1人以上が育休取得!家族もキャリアも大切にできる働き方をOPEで。

INTERVIEW

<インタビュー概要>

株式会社オープンアップITエンジニア(以下、OPE)では、社員一人ひとりが「自分らしい働き方」を選択できるよう、手厚いサポート体制を整えています。今回は、育児休業の制度を利用し、現在SP首都圏第2セクションでセクションマネージャーを務める浦木さんに、育休取得時の心境やお話を伺いました。実体験を通して見えた、育休を後押しする職場の風土や、安心してキャリアを継続できる環境についてご紹介します。

<プロフィール>

浦木 教司

株式会社オープンアップITエンジニア
SP推進本部 SP推進第1部 SP首都圏第2セクション
Section Manager

※登壇者のプロフィールは取材当時のものです。

2人に1人以上が取得、企業平均超の男性育休

OPEでは、男性内勤社員における育休取得率は54.6%(23年7月~25年11月)と、厚生労働省が公表した企業平均である40.5%(令和6年度)を大きく上回っています。
また、社員一人ひとりが安心して育児と仕事を両立できる環境づくりの一環として、育休取得前後のフォロー体制の整備や引き継ぎを含めた社内サポート体制を構築してきました。
今後もライフステージの変化に柔軟に対応しながら、社員が長期的に活躍できる職場づくりを推進してまいります。

男性育休取得率の企業平均と当社の比較

<インタビュー目次>

育休取得を決意した理由と背景

―現在はどのような業務を行っているのでしょうか。

浦木:営業として、顧客との条件調整や既存顧客の深耕、商談の同席をしております。また、セクションマネージャーとしてメンバーの育成やマネジメント、組織作りや文化醸成にも取り組んでいます。

  

―育休取得までの理由と背景を教えてください。

浦木:私はこれまで、育休を取得しようとは考えておりませんでした。育休を取りづらいという固定観念を自分自身で持っていたため、育休を取得するという選択肢を自ら閉ざしてしまっていました。しかし、育休を取得した同じ役職の方の存在が大きな後押しになりました。管理職であるセクションマネージャーとして、組織を率いているからこそ、育休を取得してよいのかという葛藤がありました。それでも、自分が道を切り拓くことで、他のメンバーも育休を取りやすい環境になるのではないかと思い、育休を取得しました。

  

取得前の不安が払拭された周囲のサポート

―育休を取得するまでに不安はありましたか?

浦木:いくつかの葛藤がありました。育休を取ることで、復帰後にメールの確認や業務進捗の確認にも時間がかかるかもしれないという不安がありました。しかし、実際には上司や周囲のサポートもあり、想像していたほどの負担はなく、落ち着いて復帰することができました。まず、上司が「いつから(育休)取るの?」と、顔色を変えずに接してくれたことが安心へ繋がりましたし、代理の方にしっかりと後を任せることができたので、思い切って育休を取ることができました。メンバーからはお祝いの言葉を多くいただきました。

―ご家族の反応はいかがでしたか?

浦木:家族は相当喜んでくれました。妻は、平日に私が家にいるという安心感は大きいと言ってくれましたね。育児を一人で行うのは大変なので、少しの期間でもサポートがあることは助かったとのことです。家族にとっても、育休制度は良い制度だと実感しました。

育休中、両親につかまり立ちを見せられた

―育休中の過ごし方について、詳しく伺えますでしょうか。

浦木:旅行に行ったり、普段はなかなか帰れない地元に3週間ほど帰ったりすることができました。家族とゆっくり過ごす時間を持てましたし、両親には孫の顔を見せることもできて、とても良い機会となりました。また、地元に帰っているときに、子どもがつかまり立ちをした瞬間を両親に見せられたことが特に印象に残っています。

  

―育児では具体的にどのような部分に関わりましたか?

浦木:おむつ交換やお風呂、食事、あやし、夜泣きの寝かしつけなど、一通りの育児を行いました。妻の気持ちや大変さをわずかながら、理解できた期間でしたし、子どもの成長スピードを切に実感しました。下の子の成長だけでなく、上の子の言葉を覚えるスピードや、イヤイヤ期、反抗期も体験できる良い機会でした。

育休取得により、さらに仕事も充実

―育休取得が仕事への向き合い方に与える変化はありましたか?

浦木切り替えの重要性を感じるようになりました。仕事に一生懸命取り組むことはもちろん素晴らしいですが、私個人としては「成長」と「家族の幸せ」を重視しており、育休を経て、この観点がより強まったと感じています。メンバーの体調や心の変化にも、実体験を通じてのフォローを行えるようになりましたし、自分の仕事における軸がより強固になり、メンバーへのサポートやマネジメントにもプラスとなる経験だったと感じています。

  

―復帰後、周りからのフォローやサポートはありましたか?

浦木:復帰後、キャッチアップが大変だろうからと、しばらくの間は情報共有の場を設けてもらい、サポートを受けました。また、引き継ぎを丁寧に行ってもらうなどしたことで、スムーズに業務に戻ることができました。

  

「自分らしい働き方」を選べる会社で働くということ

―今後育休を取得しようと考えている人へメッセージをお願いします。

浦木育休は絶対に取った方がいいと思います。子どもが2人であれば、生涯で2回、1人であれば1回しかない貴重な機会です。家族をサポートできるタイミングとして、まとまった休みを家族サービスに充てることができるのは育休の特権だと感じました。ちなみに、来月から私のチームのメンバーも育休を取得予定です!

キャリアにおいて何を重要視するかは人それぞれですが、家族との時間を大切にしたい、仕事をもっと充実させたい、自身の成長やキャリアについて真剣に考えたい――そうした多様な価値観に応えられる環境を、OPEは会社全体で体現し続けています。