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コムテック株式会社様

グループ会社も含めた多数のエンジニアの派遣で人材不足の課題解決をご支援【コムテック株式会社様インタビュー】

充実した研修制度の存在により、お客様先にエンジニアを安心してアサインできる

約1,300名ものBP(ビジネスパートナー)の協力のもと、クライアントの経営課題をパートナーとともに解決しているコムテック株式会社。

BPを大切にしており、パートナーである以上は対等であり、一緒に成長していきたいという想いを持っています。

常に多数の案件を有しているため、常時エンジニアの確保は欠かせませんが、ITは人材の調達が困難だという課題もあります。

そのようなコムテック株式会社のパートナー支援室で室長を務める宮倉氏と、パートナーオペレーションチームリーダーの千葉氏、パートナーリレーションチームの中西氏の3名にお話を伺いました。

プロフィール

コムテック株式会社様

宮倉 秀仁

コムテック株式会社

AXIS Div.
パートナー支援室
室長

コムテック株式会社様

千葉 聖奈

コムテック株式会社

AXIS Div.
パートナー支援室
パートナーオペレーションチーム
リーダー

コムテック株式会社様

中西 佑介

コムテック株式会社

AXIS Div.
パートナー支援室
パートナーオペレーションチーム

「IT」「営業」「事務」の3本柱でお客様のビジネスを支援


――普段はどのような業務をされているのでしょうか。

宮倉氏(以下、敬称略):「IT業務」「営業支援」「事務業務」の3つの分野において、お客様の経営支援をしています。正社員約1,200名、契約社員やパート・アルバイトなどのスタッフ社員も含めると約1,800名が在籍しています。一方で約1,300名のBP様にご支援いただき、さまざまな案件にアサインすることで、お客様のビジネスをサポートしていくのがミッションです。
弊社は元々、クレジットカード会社や臨床検査会社の入力業務から始まっており、データベースの入力から保守運用や開発にも事業を展開し、IT系の業務で成長してきました。また、データベースに蓄積された情報を分析し、お客様に還元することで売上に変えていくという視点で、コールセンターも含めた営業支援もしている会社です。
BP様の割合でいうと、IT業務が約50%、営業支援と事務業務が約25%ずつという形になっています。


――パートナー支援室における、皆様の役割について教えてください。

宮倉:パートナー支援室としては、BP様と連携しつつ、現場にいる方々からの「このような人材はいませんか」という要望を吸い上げて、条件にマッチした人材をアサインしています。
私の役割は、全体の統括になります。BP様の人数を増やすことはもちろん、関係をより強固なものにしていくのが私の役目です。

千葉氏(以下、敬称略):私は、案件の取りまとめと配信がメインの業務です。現場から上がってきたリクエストを取りまとめ、BP様に展開することが一番の軸になっています。付随して、今後のパートナー戦略を決め、実際にいろんな施策を打つこともしています。データを収集して、お取引状況を定点観測したうえで、今後の戦略立案や施策の作成等をリーダーとして進めています。

中西氏(以下、敬称略):私のメインの業務は、既存のBP様との関係強化です。弊社は事務業務からスタートしている会社なので、他の分野に比べてITの業務はまだ成長途上な部分があります。ITの分野をより強化するために、IT領域の新規パートナー様の開拓を現在メインで進めております。


BP(ビジネスパートナー)は運命共同体
チームワークを発揮して一緒に成長していけるパートナーを求む

コムテック株式会社様


――お付き合いするBPの基準などはありますか。

宮倉:ベースとしてスキルは必要ですが、それ以上にご提案いただく人材が弊社の雰囲気に合っているかという点を重要視しています。現場の方々としても、一番気にしているのは人間性の部分だと感じます。


――御社の雰囲気や文化について教えてください。

千葉:事務・営業・ITと分野や現場に関わらず、コミュニケーションの部分が非常に重要な会社になります。チームワークを重視しており、「協調性を持って進めていこう」というマインドがベースにあることが大事だと思っています。弊社には個性的な社員が多いのですが、それぞれの考え方がある中で、1つのチームとしてまとまって仕事を進めていくところが弊社の特色です。BP様もそういう方であれば、弊社とマッチすると思います。

中西:同意見です。私は現場の方々とやり取りをしていますが、エンジニア様は話がしやすく、コミュニケーションを取りやすい方が多いと感じます。


――「外注」という言葉を使っている会社も多い中で、BPという呼び方にこだわりを持たれている理由はありますか。

宮倉:BP様を外注と思ったことはありませんし、社内でもその言葉を使うことはありません。BP様は弊社にとって、運命共同体と思っています。
仮に、私たちが売上を重視して安い金額でBP様と契約したとしても、長期的な関係は築けません。長期的に働いていただくには、BP様にもしっかり利益が残るようにすることも必要です。例えば、40万円の単価で仕事に入っていただいて、3年後も同じ金額のままなら、その方は辞めてしまいます。それならば、その方が一緒に成長でき、単価も上げていけるように考えていきます。パートナーである以上、対等であるという考え方が、弊社のベースにあると思っています。


常に案件が溢れているから多くのBPが不可欠
オープンアップITエンジニアやグループ会社の支援で人材不足が解決

コムテック株式会社様


――ITの分野で人材を多く集めることが必要になった背景について教えてください。

宮倉:お客様からの需要が高いからというのが背景になります。

千葉:コロナ禍で案件数が落ち込むこともありましたが、それもごく一時的なもので、最近は案件数も非常に増えてきており、需要も多くなっているのを感じます。


――御社では、常に案件が溢れているような状態なのでしょうか。

宮倉:おっしゃる通りです。私がパートナー支援室に異動になった昨年10月の時点では、毎週40名ほど人材が不足している状況でした。そこから、毎週25名の不足程度にまで落ち着いてきました。近々9月からの案件が入ってくるので、現在不足している人数は60名程度です。この不足人数を減らすことも、我々の大きなミッションです。


――新規のパートナーも常に探しているのですか。

千葉:探しています。協力していただけるパートナー様の母数を常に増やしつつ、お声がけしてもなかなか人が集まらない案件には、200社に送れるよう200社分のコネクションを持っておこうという活動もしています。母数を増やす取り組みとして、現在進めているのが新規開拓です。ITの分野は人材の確保が難しいので、ITのBP様を拡大していく取り組みを私と中西で進めています。

中西:エンジニアといっても経験者の方は、どこの企業様でもあまりいらっしゃらないと感じています。どこの企業様でも、未経験の方を現場に入れて育成しているような共通点があるという印象です。


――当社では主に若手エンジニアを採用しています。御社としても、若手を受け入れていただくなど、育成のほうにシフトされているのでしょうか。

宮倉:私たちとしても、BP様には長く働いていただきたいという思いがあります。例えば、レベル1の案件があったとして、単価は経験者と比べて低い金額でしか出せません。しかし、経験を積んでもらうことで、1年後にはそれまでよりも単価が良いレベル2の案件をご紹介できるようにしていきたいと思っています。
一生懸命仕事をしていただいているのにもかかわらず、案件が終わったらお別れということはありません。「この案件が終わったら、次はこのレベルを目指しましょう」と一緒に成長していき、それに応じて単価も上げていく形です。育成に注力しつつ、しっかりと単価も上げていきたいと思っています。


――当社とお付き合いする前後で、人材不足の課題は解決できましたか。

宮倉:私がパートナー支援室に来て、まだ1年経っていませんが、オープンアップITエンジニアさんをはじめ、オープンアップグループ(※)のグループ企業の方々から多大な支援をいただいています。昨年10月から今年7月までの段階で、弊社のBP様は300名ほど増えています。御社のグループから来ていただいている方は、パートナー様の総数の中でも割合が大きく、不足していた人的リソースを次々ご支援いただいているという意味で、課題の解決になっています。最初の時点で毎週40名不足していたのが毎週25名にまで減っているのは、御社グループのご支援の賜物だと感じています。

※オープンアップグループ…オープンアップITエンジニアの親会社。各グループ会社は主にエンジニア派遣の事業をしており、ITインフラ・IT開発・機電・建設など領域は多岐にわたる


エンジニアの研修制度に好印象
ともにエンジニアを育成してお客様のビジネスを支援していきたい

コムテック株式会社様


――当社について、どのような印象を持たれたか教えてください。

宮倉:私がパートナー支援室に来てから、100社以上のパートナー様とお会いして、会社に訪問もさせていただいています。その中で、御社に好印象を持ったのは研修制度です。御社ではエンジニアを採用してから派遣するまで、1~3カ月の研修期間があると伺っています。ビジネスのことを考えれば、すぐにでも客先に派遣したいと考えても不思議はありませんが、中にはなかなか習熟に至らない方もいるはずです。それを3カ月間かけてじっくり育て上げ、デビューさせるまでの助走期間をしっかりとられているというのをお聞きして、とても良い印象を受けました。
そうした育成なしに派遣されてしまうと、「パートナーの役割は何だろうか」と感じてしまいます。石を磨けばダイヤモンドになるかもしれませんが、磨かないまま石を渡されても、石のまま返さざるを得なくなるときもあると思います。だからこそ、御社の研修制度には良い印象を持っていますし、エンジニアを教育していただきながら、一緒にビジネスを進めていきたいと感じています。

千葉:私は3年ほど前に御社を訪問させていただき、そのときに研修風景を拝見しました。多くの実機があって、若手エンジニアの方々が実際にそれらを触りながら研修を受けていたのが印象的でした。コストをかけて、しっかり若手を育成しているところがとても素晴らしいと感じました。

中西:私も、御社の研修制度について、宮倉・千葉と同意見です。それ以外にも、御社は他のBP様に比べて、要員ベースのご提案が圧倒的に多いという印象を持っています。いろいろなBP様からいただいた要員ベースのご提案をスプレッドシートにまとめて、各現場に展開しているのですが、そのうちの半分以上を御社グループ企業様のエンジニア様が占めているほどです。
週に2~3回、エンジニア様がずらりと並んだご提案を要員ベースでいただけているので、規模感があり、土台がしっかりしている印象があります。エンジニア様を多くご提案していただけるので、今までは案件ありきでBP様にお願いしていたのが、人ありきで案件を探すこともできるようになりました。


――御社の今後の展望と、当社に対して期待することについて教えてください。

宮倉:現在行っている業務として、お客様の経営課題をどう解決していくかということを考えると、私たちだけではできないことがたくさんあります。その中で、強みを持っているBP様と協力してご提案をするというのは、1つの解決策です。
未経験の方々も経営支援の案件に共同提案させていただいて、経験を積んでいただき、次のプロジェクトに入りやすくなるように進めていきたいと思っています。個ではなく、チームとして一緒にビジネスやプロジェクトを進めていけるようなことをしていきたいです。
御社の場合、研修制度がしっかりしているので、そういったことも可能だと思っております。チームを動かす人材や、共同提案できる人材をご支援いただきながら進められればいいと思うので期待しております。

千葉:御社のエンジニアがということではなく、全体的なお話として、定着の部分が弊社の課題になっています。入っていただいたのに、すぐに辞めてしまうということがないように、現場としてフォローしていくところを弊社では諸々対策している状況です。
BP様にアンケートをとって、困っていることがないか聞いたりする取り組みも行っています。その部分で、営業の方がエンジニア様をフォローしていただければ幸いです。派遣先と派遣元、両方がエンジニア様をフォローして、しっかり定着していただけるようにすることが目下の課題です。その課題を解決しつつ、定着率を上げていけるように、お互い進めていければいいと思っています。

中西:今後の展望としては、ご支援いただくBP様の目標人数を設定し、その目標を達成していくことを1番に考えております。現在は、以前からお付き合いのある夢テクノロジー(※)さんとビーネックスソリューションズ(ITエンジニアリングカンパニー)(※)さんが統合して、担当者が2名いるという贅沢な状況になっています。以前設定した目標人数を達成できるよう、現場担当者も含め、今後はより密に2名の担当者様とやり取りをしていきたいと考えております。

※夢テクノロジー…オープンアップITエンジニアの旧名称
※ビーネックスソリューションズ(ITエンジニアリングカンパニー)…ビーネックスソリューションズは主に機電エンジニアの派遣事業をしている、オープンアップグループのグループ会社。2023年7月1日に、組込み開発事業の「エンベデッドシステムカンパニー」とITインフラ事業の「ITエンジニアリングカンパニー」に分割された。


――本日はありがとうございました。

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